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読書会にて

いつも記事を目に留めてくださる皆さま。
お元気ですか?
ようやく北海道も夏の陰がちらほら出てきて嬉しい気分です。

さて、私は数年前から『読書会』という大人のサークル?と言えばよいのか。その様なものに参加しています。
きっかけは転職です。
人前で話す機会が増える事もあると見越して、スピーチやディベートを少しでも学びたい。
と思い初めて調べ出てきたのが読書会でした。

フリーで本を持ちより紹介とディスカッション、
課題本を選出して参加者全員で一つの本に関してディスカッション。

私はこの課題本の方に参加しています。
なぜなら選出する本が一人では確実に読めない、読み込めない、理解が深まらない!
中々にシビアな内容の本が選ばれます。
今回のテーマは『フェミニズム』でした。

フェミニズムの歴史を遡り、現代に繋げていく。
ざっくりとした『フェミニズム』という学問の概要の様な感じでとても読みやすい内容です。

参加者は男女ともにいました。若干女性は多いのですが、ここのサークルの素敵な所は参加者が1人ひとりを尊重する。違う意見に大しても敬意を持った批判をする。等々。
細かなルールは無いのですが、対話を楽しみましょう。そんなコンセプトだと感じています。
かれこれ初参加から8年弱…。

本当に色々な意見が出ました。
古来の家父長制を壊しかねないと必死に守ろうとする人々がいる一方で、家族の形はこれからは多様になる事で『家族』という形は保たれるのではないか。

私自身は母親世代から見るとまるで宇宙人の様な人生を歩んでいます。

国家資格を持ちながらも安定した職を捨てる。
聞きなれない職業に就く。
会社が吸収合併したからアメリカに行く。
色々な職を見たいと2年ほど住所不定有職。
ようやく定住…かどうかは分かりません😂

私の人生において結婚、出産、子育て
これはとてつもなく縁が遠いものです。
20代から全く変わりません。

だからこそ、そこに属する人々を私は尊敬しています。
誰かと人生を共にする、とても尊いです。

この本を読んで一つクリアになったのは
こうして自由にあちらこちらへ行きたい所で生きれる、働ける、性別でそれが区別されていた時代を先人達が変えてくれたこと。
決して『私は自由にのびのび生きてます~』と呑気に言ってはいけないことです。

歴史は進み、社会も発展しました。
でも歴史は繰り返すとも捉えられます。

時々見かける過激なフェミニズム論者に対しては
正直disagree です。

性別じゃなくて人間性で『素敵だな』と思われる人間になりたい。精進していこうと思った休日でした。

余談ですが中にはこんな意見もありました。
『女だから運転しているとすぐに煽られる!』
煽る人は相手の性別まで見ませんよ…
誰でも煽りますよ…

そんな事を思いつつ心に閉まって置きました。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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