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「THE VISIONALY TALKS Vol.2」の開催 レポート

『THE VISIONARY TALKS』は、株式会社キャスターと、The Breakthrough Company GOが提携し、提供を開始した新サービス「THE VISONARY TEAMS」の一環として始まったプロジェクトです。

第2回目を迎えた今回は、キャスター取締役COOの石倉秀明が、株式会社ワンキャリア経営企画室 PR Directorである寺口浩大氏をゲストに迎え、「欲しい学生に選ばれる企業になる。採用ブランドの正しいつくり方」をテーマにディスカッションを展開しました。

超早期化、通年化、SNSの浸透、オンライン化に加えて、求人広告費用の削減や、働き方の見直しによる生産性向上等の流れなどを受け、これまでの採用手法だけでは立ち行かなくなることが明らかになった新卒採用マーケットにおいて、新しい時代に採用を成功させるための方法を話し合いました。

<ディスカッショントピック>
・採用ブランディング・マーケティングの誤解
・採用が強い企業、弱い企業の特徴
・採用担当に必要なスキル

# オンラインセミナー開催レポート

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(左:ワンキャリア 経営企画室 PR Director・寺口浩大氏、右:キャスター取締役COO・石倉秀明)

## 採用ブランディング・マーケティングの誤解

企業の採用ブランディングに関して、寺口氏は「既に認知が取れている企業に関しては、学生が消費者として受けていることも多い。」と話しました。“旅行が好きな人”ではなく、“旅行を好きにさせることができる人”にリーチする必要があり、母集団の質を変えるためには学生を”消費者“として関係を結ぶのではなく、”生産者“として企業に興味を持つためのブランディングに投資すべきだとアピールしました。

また、どの採用マーケットの中でポジションを取るかを明確にすることも同時に重要であると、石倉は強調。その上で、ペルソナから決めるのではなく、競合から逆算していくことにシフトすることを勧めました。

そうすることで、競合とどう戦うか、どんな採用選考にするか、どんなインターシップにするのか、どのイベントに出るかも決められるようになると、言及しました。

## 採用が強い企業、弱い企業の特徴

広告や採用イベントに依存した労働集約的な採用モデルでは競合に勝てない。依存するのではなく、3年先の採用までも視野に入れて、社風や事業がわかるような動画などのコンテンツを用意するなど、常に先々の採用を意識した採用活動が重要だと、寺口氏は話しました。

また、トップ1%の学生が受ける企業はどこなのかを明確にした上で、広告出稿時のターゲットをセグメンテーションできる企業も、採用が強い傾向にあると伝えました。

## 採用担当に必要なスキル

石倉は、採用担当者に必要なスキルは、「上手に話す」や、「学生を口説く」ということではなく、どのように採用体験を設計するかが、最も重要だと強調しました。選考を受けた学生が採用フローの中で、どんな体験をし、どんなクチコミをしてもらうかから逆算し、インターンシップやイベントを設計することが重要だと話しました。

さらに寺口氏は、採用活動で成功させている企業の共通項として、コンテンツマーケティングに注力している点を特徴としてあげました。採用活動においては「調べる・作る・届ける」が活動のポイントになるが、デリバリー(届けること)に注力し続けている企業が大多数な一方で、採用に強い企業は、マーケット調査とコンテンツを作ることに最も重点を置いており、その力に長けていると話しました。

また、「採用」が経営や事業においてどのように作用するのかを伝えることが、採用予算確保のために経営者を説得する際に重要であり、そのためにPS/BLを学ぶことが重要だと伝えました。

# THE VISONARY TEAMSとは

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THE VISIONARY TEAMS(ザ・ビジョナリー・チームズ) 』は、キャスターとGOと提携した、企業ビジョンを軸にした採用力強化や、強い組織づくりを一気通貫でサポートするサービスです。

キャスターはこれまで累計250社を超える企業に対し、自社が提供する「CASTER BIZ recruiting」を通じて、人材要件をもとに戦略を立てた採用支援をハンズオンで行ってきました。その中で、求める人材の獲得や、入職者の定着のためには、企業ビジョン(企業の目指す未来像や思想)を求職者や従業員に向けて言語化・ビジュアル化すること、そしてそのビジョンを体現する制度設計こそが、本質的な解決策だと考えるようになりました。


そこで『THE VISIONARY TEAMS』では、企業ビジョンを起点としたブランディングの専門家集団であるGOが、企業ビジョンや求める人物像を、求職者や従業員に向けて言語化・ビジュアル化。また、採用/組織領域の支援実績を数多く持つキャスターが、企業ビジョンを体現する人事制度や福利厚生の規定などの組織コンサルティングを実施します。

キャスターとGOは本サービスのローンチを通して、「その企業で働く理由」をつくり、企業の採用力強化、及び入職者の定着をサポートします。そして求める人材が自然と集まる「強い組織づくり」の支援を行うことで、企業が抱える人事/組織領域の経営課題を解決し、企業の更なる事業成長にコミットしてまいります。

【サービスに対する企業からのお問い合わせ先】
株式会社キャスター 担当:森数 MAIL:teams@cast-er.com

【報道関係各位からのお問い合わせ先】
キャスター×GO PR事務局(株式会社プラチナム内)担当:森本・西岡・水原
TEL:03-5572-6071 MAIL:caster-go-pr@vectorinc.co.jp

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