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体のリズムに身をまかせて。

朝から晴れて、光を草木が思いっきり吸い込んでいる。どの葉もピカピカとして、艶々として、見ていて心地よい。

こんな日はずっと蓮の葉についた水の玉をみていたい。銀色の水の塊をちょちょいとつついて遊びたい。

ヤマボウシの白の上でシジミチョウが羽を広げてあたたまってる。ひなたぼっこ。おだやか。

今日は朝から一人で子どもたちのご飯や着替え、送り迎えだと思って、昨日の夜はなんとなく緊張して眠れなかった。子どもたちがある程度大きくなってきても『大丈夫かなー』と思ってしまうから、きっとわたしは育児に向いてないのだと思う。遅れてしまったこともないのに、予定が違う、と考えるとじわーっと体の内側に汗をかいてしまう。

ちなみにいきなりの緊急対応は得意なので、『違うことをやらなきゃいけない』と前もって知らされている方が緊張する。不思議。

朝起きて、寝坊していないとほっとして準備をする。子どもたちには昨日『朝はママしかいないから、協力してね』と頼んでおいたので思ったよりサクサク進んだ。

頭であれこれ考えるよりも、毎日していることは体がよく覚えていて、勝手に動けることに気づいた。ぼーっとしていても食器を食器棚に戻すこと、洗濯をすること、子どもたちの朝ごはんを準備して送り出すこと、掃除機をかけたり植物の手入れをすること、頭や心に従うよりも、体のリズムに任せてみること。

それはまぁ、毎日同じことを繰り返ししているからできるのだろうけれど、スポーツや勉強、仕事でも同じだなと思った。

心が向かない、忙しない時こそ、体のリズムに乗ることが大事なのかもしれない。

とはいえこんな良い天気、仕事なんて行かずにゆっくりまったりゴロゴロしたいなーと叫んでいる体を奮い立たせて、仕事に向かいます。

五月は四月に『実は頑張っていた!』ということに気がついて、『いや〜もうがんばれませんよ』とヘナヘナしてしまう。
時折休みながら、ぼちぼちいきましょうね。と思うのでした。

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