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キャリアコンサルタント×長期連休後のCLとの向かい合い方

☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談プラットフォーム『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施
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★この記事の執筆者:りお👦|国家資格キャリアコンサルタント|GCDF-Japanキャリアカウンセラー|SEOコンサルタント|キャリコン受験&イベントのLead Career|グローバルに働く!Banso Worksで活動中
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GWや、夏季休暇、お正月などの長期休暇が明けると、一般的に、キャリア相談者が増える傾向にあるようです。

理由は、いくつかありますが、主なものに長期連休後に起こりやすい「5月病」でしょう。「五月病」とは、新年度や新生活が始まって一段落した後に感じる疲労やストレスが原因で起こる心理的不調を指します。キャリア支援者が相談者に寄り添う方法としては、以下の5つのアプローチが効果的です:

1.共感を示す
2.具体的な小さな目標設定を支援する
3.ライフスタイルの見直しを促す
4.相談リソースの紹介
5・教育研修

順番に説明していきましょう。

5つの対策とは

1.共感を示す

共感を示す

相談者が抱える感情や状況に共感を示し、理解していることを伝えます。相談者が孤立感を感じないように、その感情が特殊なものではなく、ある意味理解しており、安心させることが重要です。

特に、新しく会社員を始めた新人社員、新たに管理職になった新任管理職など、その抱える状況の話をしっかり聴き、共感的理解と受容を示すことは大事ですね。「気のせいだよ」「誰でもあることだし」と受け流さないよう、変な勇気づけをしないよう、注意が必要でしょう。

2.具体的な小さな目標設定を支援する


具体的な小さな目標設定

4月からの仕事の変更や、昇進、就職で大きなプレッシャーを負わされているケースもあります。できる限り一緒に小さな目標を設定し、それを達成することで相談者の自信を回復させることができるかもしれません。

時に、周囲が求めている以上のことを期待として抱えてしまっていることもあるので、よく状況を把握することも大事でしょう。

目標は達成可能で、具体的なものであるべきです。これにより、相談者は自分自身の状態や進捗を感じやすくなり、自己効力を取り戻せる可能性もあります。

3.ライフスタイルの見直しを促す

ライフスタイルの見直し

健康的な食事、十分な睡眠、適度な運動を含む生活習慣の改善を勧めます。これらは精神的な健康に直接的に影響を与え、ストレスを軽減するのに役立ちます。

4.相談リソースの紹介

相談リソース

必要に応じて、プロのカウンセリングやセラピー、サポートグループなどの外部リソースを紹介します。専門的な助けを求めることは、問題を乗り越えるのに役立つことが多いです。もし、相談先が全くないときは、そのような情報提供とつながりを支援することも有効でしょう。

5.教育研修

教育研修

5月病やその他の心理的な課題について事前に教育・研修を行うことで、相談者が自分の状態を理解しやすくなります。5月病研修などはなかなかありませんが、ストレスマネジメントの手法やヒントを促す講座を長期連休後にEラーニングでも実施するなどすれば、効果があるかもしれません。

まとめ

長期連休明けの5月病は誰にでも起こりうるものです。キャリア支援者としては、しっかり対策を理解しておきたいですね。


☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談プラットフォーム『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施

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