[読書の記録]円堂都司昭『ソーシャル化する音楽』(2013.06.23読了)
※本感想文は2013年に書かれています
文化系音楽ファンの間ではけっこう話題になっている円堂都司昭『ソーシャル化する音楽』を漸く読んだ。
帯のコピーには「次々と新しいムーヴメントが起こる音楽シーン」が「全方位レビュー」されている、とあり、その通りなかなか面白い本であった。
ゼロ年代、ソーシャルメディアの登場に伴ってポップミュージックの消費環境がドラスティックに変化し、同時にコンテンツも急速な最適化の歴史を辿ってきたのは誰もが知るところである。
ゼロ年代以降の音楽シーンを考