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年間200本映画・ドラマを視聴して短評を書いてみた、という話。

あけましておめでとうございます。

ひっさびさの更新で申し訳ありません。
間隔が空き過ぎていて毎度同じことを書いている気がするが、このnoteはカルロス矢吹という作家が(特に若手の)同業者のために共有しておいた方がいいな、と思ったことを書いて記録しておく場所にしております。

そのため、文章を書く仕事をしていない人にとっては余り有益でない情報が多数です。
予めご了承ください。

で、本題。
表題の通りなんですが、2023年に映画館やサブスクなどで映画・ドラマを中心とした動画系の作品(コンテンツ、という言い方をあまり好きになれない)を201本視聴いたしました。
そして、その短評をX(旧Twitter)とInstagramの方にupし続けました。

下記にまとまってますので気になる方はご覧くださいませ。

一応ルールとしては、舞台公演の配信や、「水曜日のダウンダウン」みたいな地上波テレビでやっているバラエティ番組は入れておりません。それやるとキリ無いですからね。

で、ですね。
なんでこんなことしたかと言いますと、まず映画やドラマは好きなので子どもの頃から毎年ずっとこのくらいは観てるんですね。
そしたら2022年の暮れに複数の編集者から「君、めちゃくちゃ観てるね。まとめておいた方がいいよ」
てなことを言われまして。

加えて、まだ生きてる話ではあるんですが映像製作にかなりガッツリ関わる話が同じタイミングで舞い込んできまして。

じゃあ、自分が映像作品に作り手側で関わってる気持ちで一年間色んなものを観てみて、感じたことというか学んだことを記録してみようかな、と。
それでツラツラと書き連ねていた次第でした。

やってみて良かったこと

ほいでやってみて、良かったなあと思ったことがありまして。
ちとネガティブな物言いになってしまうんですが、〝自分が嫌いなもの“がハッキリとわかったことです。

具体例あげて本当に申し訳ないんですけど2022年に観たものの中で個人的ワーストだったのは「THE FIRST SLAM DUNK」、2023年では「紫 MURASAKI」でした。
(スラムダンクファンの人、怒る前に紫のドキュメンタリーも観てからなんか言ってきてね。紫ファンの人も同じく)

両方に共通してるのは、矢吹から観てあまりにも「沖縄の描き方がいい加減だな」ってことでした。
要するに、ステレオタイプで沖縄を描いて、楽して作るのが嫌なんですよね、あくまで私はね。
沖縄、ってのはあくまで一例で、これがドイツだろうとカリフォルニアだろうと、ステレオタイプを利用した物語は、もう自分は受け付けられないな、と。

それがわかっただけでも、一年間メモし続けた成果はあった気がします。
自分はモノ作りの過程で、それだけはやらないようにしよう、先入観を持たずに、誠実に取材対象と向き合うようにしよう。

と思えたことが、一年間記録を続けた最大の収穫でございました。
話を最初に戻しますが、同業の方へ参考になるとしたら、なんでも数こなして続けてみてると、教訓めいたことは何かしら出てくると思うからやってみよう!てな感じでしょうか。

今年も同じことを続けるかは決めてなかったんですが、リクエストを何名かからいただいたんで、もう一年続けてみます。
皆様お付き合いくださいませ〜。

最後になりましたが、今年もよろしくお願いします!

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