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定年まで真面目に働いた祖父はいつもテレビの前にいる

私はサラリーマンなのですが、最近悩んでいます。

「人生の中でやりたいことを、老後じゃなくて今に先取りしたらどうなるんだろう?」と。


これまでの一般的なサラリーマンの人生のルート

入社→労働→定年→老後楽しむ

私の会社でも取引先もこのルートの人が大多数です。

このルートに対して感じること。

・老後に楽しみを残して病気になったら?

・パートナーと離婚して一人の老後になったら?

・老後にお金はあっても時間と体力がない状態にならない?

・欲求って年々下がるから、結局何もせず終わったとならない?

老後の楽しみ先取りルート

入社→労働→退職→無職期間で楽しむ→労働→老後楽しむ

このルートは途中で仕事を一度退職して楽しむ時間を確保したパターンですね。

このルートに対して感じること。

・今も老後も楽しむのはいい!

・退職してから無職期間が長いと収入が減少する

・無職期間が長いと再就職する際に不利になりそう

・無職期間に社会とのつながりがなくなると精神的に不安定になりそう

・起業などサラリーマン以外の選択肢も検討する必要あり

本当は一般的なサラリーマンのルートを進みながらも楽しむ!と言えたらいいのですが、休日に一歩も家から出たくない私には無理そうです。

エネルギー量が人より著しく低い!(笑)

死ぬ瞬間の5つの後悔

私の頭に今でも残り続けている有名な本です。

目次だけでも大変勉強になるという珍しい本です。

オーストラリアで緩和ケアの介護を長年行った著者は、患者が死ぬ間際に後悔することは5つのパターンに分けられると述べました。

①自分に正直な人生を生きればよかった

②働きすぎなければよかった

③思い切って自分の気持ちを伝えればよかった

④友人と連絡を取り続ければよかった

⑤幸せをあきらめなければよかった

死ぬ瞬間の5つの後悔/ブロニー・ウェア

この5つが私の頭に残っている理由は、自分の将来の事ももちろんありますが、私の祖父を見ていて思うところがあるからです。

定年まで真面目に働いた祖父はいつもテレビの前にいる

私の祖父は実家が貧しかったこともあり、中学卒業後に就職しました。

その後仕事を定年まで続け、真面目さが評価されたのか再雇用され70歳まで働きました。

70歳で仕事を辞めた後はずっと家にいます。

家ではテレビを見続けています。

私は祖父の事が好きなのでたまに遊びに行きますが、話す内容は私が子供のころと変わらず同じ内容ばかりです。

人間関係はというと家族との関係のみ。

本人は幸せだと思うので孫の私が何も言うことはないのですが、少しだけ反面教師になっています。

祖父の場合は仕事に重きを置き過ぎたように感じます。

また何かをしたいという自分の気持ちに蓋をし続け、何をしたいのか自分自身で理解できなくなっていそうです。

5つの後悔の
①自分に正直な人生を生きればよかった
②働きすぎなければよかった
に該当しそうです。

私はどうするか

そんな祖父を見ながらも私にはまだ答えは出ていません。

ただ老後の楽しみ先取りルートにいつでも移れるように、準備だけはしておきたいというのが正直なところです。

年功序列や終身雇用が崩れ始めて、人生のルートが広がるとこれはこれでめんどくさいですね!(笑)

本当に正解が分からない!

でも見方を変えれば正解が分からないからこそ面白いという側面もあります。

これからの人生どうなるかは分かりませんが、とりあえず今を楽しみながら自分の心に正直に生きようと思った次第です!

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