見出し画像

洗濯の作業時間が30%時短に!新製品『洗濯ネットバッグ』を試してみた(2/2)

こんにちは!あなたの「好きな服を楽しく着たい」という気持ちを尊重する衣料ブランド、ケアウィルです。

今回は、ツイッター”中の人妹”ことおみーが、洗濯物が絡まらず時短になると噂のケアウィル新製品で、2022年度グッドデザイン賞を受賞した『洗濯ネットバッグ』の時短検証をします。

時短アイテム|バッグ型洗濯ネットを検証!

「服の不自由を解決したい」ケアウィルが、今回、「服の洗濯」にフォーカスし、新製品を開発しました。洗濯用ネットと洗濯かごが一体化した新製品『洗濯ネットバッグ』です。
こちらの製品、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました!

新製品「洗濯ネットバッグ」

この製品は、単体で自立し、洗濯かごとして使うことができます。

洗濯ネットバッグの使い方

なかでも最大の嬉しいポイントは、「他の洗濯物と絡まないこと」です!
脱水後に絡み合った洗濯物をはがす必要がなくなり、洗濯機からの取り出しが楽になります!

これらの特徴は、リウマチや片麻痺など肩・腕・手・指の動きに制限や痛みがあるユーザー様の声から生まれました。傷病や怪我のある人が使いやすいだけでなく、洗濯に面倒さを抱えるより多くの人に使っていただけるようなインクルーシブな製品です。

洗濯ネットバッグの時短を検証してみた!

前記事より引き続き、主婦目線で洗濯ネットバッグをモニターレポートします。体感では、めんどくささが改善され、ストレスが減りました。では、実際のところ洗濯時間は変わるのか?
検証しました!

【時短実験の条件】

・洗濯機はドラム式7kg
・3人暮らし(夫、妻、娘1歳)
・我が家の1回の洗濯量はおおよそこのくらいです

筆者宅(家族3人)1日の洗濯物量

洗濯後、図の上段アイテム達は乾燥機にかけ、下段を干しています。
洗濯ネットにいれるのは、下段のアイテムです。今回は服を洗濯ネットバッグに、寝間着・下着・小物類を別の袋状の洗濯ネットに入れました。

【特別な実験条件】
筆者宅には1歳娘がいます。洗濯していようがお構いなしに抱っこをせがんだり、足元にしがみついたり。片手で抱っこした状態で洗濯、足にしがみつかれた状態で足を引きずりながら洗濯、干してる間に洗濯かごの中身がぶちまけられている。。。日常茶飯事です。
実験条件を揃えるため、今回すべての計測は、娘(9kg)を片手に抱っこした状態で行いました。

【計測方法】

計測は以下5項目について、普段通りと、洗濯ネットバッグを使った場合でそれぞれ5回ずつ計測しました。

測定項目(イメージ図)

①入れる…洗濯物を洗濯かごから洗濯機に入れる *1
②出す…脱水後に洗濯機から出す *2
③運ぶ…洗濯機から干場まで運ぶ 
④干す…洗濯物を干す
⑤片づける…取り込んで片付ける
*1:事前の仕分けとして、乾燥機行のアイテムと寝間着・下着・小物類は普段使っている洗濯かごに、服は洗濯ネットバッグに入れるルールとしました。
*2:乾燥機行きのアイテムを除いた、干すアイテムを取り出して洗濯かごに入れる時間です。

所要時間はストップウォッチで計測

所要時間はストップウォッチで計測し、5回の最速最遅を除いた3回の平均を比較しました。

前置き長くなりました。
お待ちかねの結果をどーん!!

【結果】

洗濯の所要時間計測結果
生データ

①入れる
【普段】約3分 → 【ネットバッグ】約1分
普段は洗濯かご内でぐちゃぐちゃになってる洗濯物を仕分けて洗濯ネットに入れる作業がありますが、その作業が省略されることで約70%の時短となりました。

②出す
【普段】約1分 → 【ネットバッグ】約30秒
普段は洗濯物と洗濯ネットが絡まっているのをほどいたり、大きなバスタオルにくるまれてないかチェックする作業がありますが、その作業が省略されることで、約50%の時短となりました。

③運ぶ
【普段】約25秒 → 【ネットバッグ】約15秒
我が家では、100均の持ち手がない洗濯かごを使っていて、かごを持つまでに時間がかかっていました。洗濯ネットバッグを使って持ちやすくなったことで、約40%の時短になりました。

我が家の100均洗濯かごは持ちにくい…

④干す
【普段】約6,7分 → 【ネットバッグ】約5分
普段は、床に置いた洗濯かごから服を取り出すために何回もかがむ動作がありますが、洗濯ネットバッグを物干し竿にかけることでかがむ動作がなくなり、約20%の時短となりました。

⑤片付ける
どちらも5分程度でした。
こちらは洗濯ネットの出番がなく、特に作業が変わるわけでもないため、かかる時間はほとんど変わらない結果となりました。


⑥洗濯時間全体は…
【普段】約16分 → 【ネットバッグ】約11,12分に!
我が家では約30%の時短となりました。
(詳細が気になる方は記事1もご覧ください。)
アイテム1つで毎日の洗濯が約30%の時短になるとは驚きです。
5分でも、子供を抱っこしながら家事の時間が短くなるのは嬉しい!
ちなみに1年だと…

1日5分の時短 × 365日 = 年間約30時間の時短!

本が数冊読める時間の時短です!


【洗濯ネットバッグ活用のTips】

最後に、今回モニター利用してみて、気づいた便利なTipsを4つ載せます。
①夫にも好評だった簡単な開け方です。
持ち手を片方ドアノブなどにひっかけ、紐を引っ張り少し空けたら、開いた部分を掴んで洗濯ネットバッグ自体を引っ張ります。

筆者の開けやすい方法

②干すときに、中に他の洗濯ネットを入れてしまえば、洗濯ネットを干す手間が省けます。洗濯ネットバッグの口を開けたままにしたほうが乾きやすいです。

洗濯ネットをまとめて乾かす!

③来客時には、洗濯ネットバッグを洗濯機に入れてしまえばすぐに洗濯物を隠せます。また、使用しない際はしまっておくことができ、省スペースで収納にも困りません。

④ネットをたたむときは、U字芯をつぶさないように横からつぶすと型崩れしません。

洗濯ネットバッグのたたみ方

【まとめ:洗濯時間30%の時短に!】

この洗濯ネットバッグを使ってみて以下のことが分かりました。
(詳細が気になる方は記事1もご覧ください。)
・1人分1日の洗濯物量を入れられる。
・1歳でもできるほど開け閉めがスムーズ。
・わざわざ洗濯ネットに入れる手間がなくなる。
・他の洗濯物と絡まらず、取り出しやすい。
・洗濯物の出し入れに伴う、かがむ動作が減った。
・我が家では約30%の時短にもなった。

ずばり、この製品が向いているのはこんな人です。
・洗濯ネットに入れるのがめんどくさい人
・洗濯物が絡まるのをどうにかしたい人
・少しでも時短したい人

洗濯ネットバッグが解決できます


向いていないのはこんな人です。
・服を1枚ずつ洗濯ネットに入れたい人
・小さい洗濯ネットがいい人
・全部乾燥機にかけている人(乾燥機NGの製品です)

以上、主婦のレポートでした。


クラウドファンディング、はじめました

2022年度グッドデザイン賞を受賞した『洗濯ネットバッグ』は、こちらで販売中です。

この製品は、リウマチや片麻痺など肩・腕・手・指の動きに制限や痛みがあるユーザー様の声から生まれました。傷病や怪我のある人だけでなく、洗濯めんどくさい問題を抱えるより多くの人に使っていただけるようなインクルーシブな製品を目指してデザインしました。ご家族・ご友人へのプレゼントにも良い品です。
私たちケアウィルは、多くの方の「洗濯の不自由」を解消することを目指しています!是非、応援いただけると嬉しいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?