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ラボマネに聞く!第3回ケアまち未来会議あれこれ_vol.1 たまちゃん

はじめに

この度被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。皆さまの元に1日も早く日常が戻ることを祈念いたします。

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第3回ケアまち未来会議は、ケアまち実験室のラボマネージャーが中心になって準備を進めています。
準備のプロセスや開催への思い、おすすめポイントなどをラボマネージャー一人ひとりにインタビューしました。


こんにちは、たまちゃんです

玉井友里子さん(岡山家庭医療センター医師/英田上山棚田団)

出身は奈良、育ちは大阪、就職を機に岡山に来ました。元々地域おこしに興味があって、上山っていう場所が地域おこしで有名なのは知っていたので遊びに来た結果、楽しくなって移住して、かれこれ10年目ですね。移住者のみんなと一緒にお米つくったりニンニクつくったりしていて、遊びと仕事と暮らしが全部一緒になっています。

家庭医は、0歳から墓場までケアするのが基本で。基本どんな病気も診るけれど必要であれば大きい病院に紹介します。目の前の一人の人だけじゃなくてその人の後ろにある家族、仕事、地域、社会、大きく言っちゃえば日本、地球まで意識を向けながら診療するのが家庭医です。
その人ひとりだけでなくてその後ろにある地域も見ているから家庭医と地域活動との親和性が高いのかなと捉えています。

ケアまちのはじまり

プライマリケア連合学会@三重(2018年)の場で、もりもん(守本)とよーよー(密山)とコミュニティナースの方と4人でしゃべっている時に「(ケアまちを)やりたいね」って話になったんです。
当時、医者がまちに出るっていうことが流行ってきたんです。それこそもりもん(守本)が屋台引いたり、よーよー(密山)が団地の研究したり。
プライマリケア連合学会って基本的には内科だったり小児科だったりのレクチャーがあったんですけど、そこに地域医療のレクチャーがめちゃめちゃ増えたんですよ。
地域医療に関わるレクチャーとかワークショップが同じ時間に違う部屋で複数行われていて、ひとつにしか参加できない状況で。
それだったら地域医療関係だけ集めた会をやりたいねって話したのがケアまちのはじまりだったと記憶してます。

今回のケアまち未来会議をつくるにあたって大事にしていること

本当は豊岡での第1回ケアまち未来会議の後に神山で第2回をやろうっていう話をしていて、対面イベントをやりたかったんですよ。
コロナが開けてようやくできるなっていうのが嬉しいですね。
日本で頑張って地域のことをしている人たち、関心のある人たちが一堂に会して喋ることができるのを大事にしたいなって。
コミュニケーションを促進できるような場づくりができるといいなと思うと同時に、コロナでイベントに行ってなかった人が急にこういう場に来ると疲れちゃう側面もあるかと思うので、一休みできるようなスペースもつくれるといいなって思っています。

今回のケアまち未来会議のイチオシポイント

ケアまちにいたらやっぱり志向性が似ているから、地域活動をしている人のところにツアーに行くとか、そういう旅に一緒に行ける関係性の人との出会いもありました。
今回のケアまち未来会議でも、全国各地から豪華なゲストが来てくれますし、参加者同士でも自分と同じ悩みを持っている人やロールモデルになる人にも出会える場になると思います。皆さんぜひお越しください。

https://caremachi20240210.peatix.com/

(執筆:鈴木唯加)

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