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おっさん部定例会ブログ(2024/4/7)


今日の部会のインスピレーショントーク

皆さん、こんにちは。
「キャリコンサロン おっさん部」運営担当の堀井です。
本日(2024/4/7)はリニューアル後、第二回目のオンラインミーティング(部会)です。今回は、運営スタッフを含め11名でスタートしました。

今日の部会のお題は、あるおっさんの早期退職の事例です。57歳で早期退職となった方の当時の気持ちやそれからの展開についての話でした。

<1社目>
① 突然、早期退職の話を上司からされた。(34年間在籍した会社)
② 会社は10年位前から早期退職の制度が整備されていた(自分には来ないと思っていた)
③ 社内公募を確認し、自身で動いて調整しようとしましたが、願いはかなわず」
④ 「今が一番若い!!」と思い転職を決断(開き直り)→57歳の「おっさん就活」(約9ケ月)
<2社目>
⑤ 公共の需給調整機関の契約社員として再就職
⑥ 自身の再就職の実体験苦労が、支援現場の具体例提供として役に立った。

振り返って本人が思ったこと


①    転職を決断した当時相談する人が居なくて孤独の中の決断だった。だれか相談相手が欲しかった。
②    転職については家族の反応が微妙だった
③    今思うと、最初の一社目の会社に早めに戦力外通知を言ってもらってよかった(再就職に年齢の壁があるため)
④    当時一社目の会社の中で自分の立ち位置を知る努力、キャリアを前進させる意識行動がなかった。世の中の変化に無頓着なお人好しだった。
⑤    転職を経験し、いつでもやり直しができると思った。

参加者からの質問/ご意見

QA1: 孤独を乗り切るモチベーションは何でしたか?
初めは上司に対して怒りを感じましたが、徐々に受け入れて、勝ち目のない戦いには挑まず、自己の将来に目を向けました。

QA2: 二社目での経験を教えてください。
公的機関で2000人との面談を通じて、様々な背景を持つ人々と接触。メンタルサポートが必要な人々が多く、キャリコンとしてのスキルを磨きました。7~8年でキャリコンができるようになったと実感しました。

QA3: 次の就職先をどうやって選びましたか?
以前の人事経験が役立ち、キャリアサポートの分野で自然と活躍する道を見つけました。キャリコン講座での学びも大きな助けとなりました。

QA4: 再就職面接での失敗談を教えてください。
真剣さを欠いた軽い面接で失敗しました。今振り返ると面接官に乗せられて調子にのって、教育論等を軽く口にする評論家的な軽い話をしてしまったことです。自己反省の機会となりました。

QA5: 家族からの支援はどのようなものでしたか?家族の支えや、考え方に ついて一致していましたか?
家族は最終的に決断を支持してくれましたが、初めは反応が複雑でした。妻には、なかなか、再就職できずに「あと1.5年我慢して」をお願いしたこともあります。参加者の中から、1年半を受け入れたパートナーの支えがすごいという意見があり、共感もありました。今思うと最終的に私の決心にウンと言ってくれたことはとても有難いことだったんだと、気づきました。妻に感謝しています。

その他の質問やご意見
「4L」というフレーズや、転職時の対応力など、様々な話題が出ました。特に、退職勧奨やリストラに関する事例は、今後の参考として価値がありそうです。

人生山あり、谷ありだから楽しい!!

ブログ担当としての今日の感想

今日の部会(当コミュニティ)は あらためて、本音で語れる場はとてもありがたいと感じました。機微に触れたことを聞いてくれる仲間がいるありがたさ。皆さんから、気づきを多々いただきありがとうございます。話す起点を「自分事として語る意味」 他人事ではない語りは意味深いと再確認できました。今後は「おっさんが直面する課題」として、例えば、退職勧奨/リストラに関する事例集や話をできるの場づくりに取り組んでいきたいです。

さて、次回は2024/6/2(日)のミーティングになります。また部会でお会いしましょう。

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