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面接で経験エピソードの価値を決めるのは自分ではなく相手

フリー面接トレーナーのnoriさんです。

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。

学生でも社会人でも、面接を受ける前に自己分析として、これまでの経験の振り返りはすると思います。

経験の振り返りは、自分のこれまでの仕事や勉強の努力を知ることができ、自信を持つことができるので、面接前には必ずやっておきたいことですよね。

しかし、振り返りを行ったことで逆に自信を失ってしまう方も少なからずいらっしゃいます。
そんなことにならないために、正しく振り返り自己分析の成果を挙げましょう。

今日の【めんたいこ73】

比較的に多くの人が一人で自己分析を行っているのではないでしょうか。

一人で行うと「このエピソードには自信がない」、「これは意味ないかな」と自分でフィルターをかけることになります。

それは、もしかしたら誤った目で見ているかもしれません。

これは私の昔話ですが、最初の企業(ドラッグストア)で店長を経てバイヤーの仕事を経験しました。
その当時の先輩とのやりとりの中から、こんな言葉をもらいました。

先輩  価格は、誰が決めるかわかるか?
私   それがバイヤーの仕事ですよね?
先輩  違う。お客さんが決めるんだよ。

その当時の私は、「この先輩、うまい事言うなあ。」くらいに思っていましたが、仕事経験を重ねる度に意味が深いなあと気づかされました。

いくら会社(店)側が、「〇〇ビーのポテトチップス」を50円の破格の値段で売ろうとしても、仮にその商品がお客から必要とされなければ、50円でも高いのです。

自分の経験の価値を決めるのは誰?

さて、本題に戻りますが、〇〇ビーのポテチと異なり、自分の経験の価値は、自分自身で決めたら良いと思います。
しかし、その自分自身が、自分の経験に自信を持てずにいると、その経験エピソードは面接で語られることはないかもしれません。

前述の通り、これが自分でフィルターをかけて見ている状態です。

そうなると、無難なエピソードを選ぶか、面接で何も伝えられずに終わるかどちらかです。

経験エピソードは第三者の意見を聞く

そんな結果に終わらないためには、価値は受けとる相手が決めるという視点に立ち、第三者に決めてもらうことを試してみましょう。

人によっては、○○ビーのポテチは50円でも買わないかもしれません。(塩分気にしている人や小○屋のポテチ派の人)
しかし、好きな人なら150円でも安いと買ってくれます。

面接も同じで、自分では価値が無いと思っているエピソードでも、それを受け取る相手(面接官)には興味のある話であったり、肯定的に捉えられることはあります。

さすがに事前に面接官に、「このエピソードは価値ありますか?」と聞くわけにはいきませんが、説明会やHPなどを通して得られる志望先の理念、業務内容と照らし合わせてみることは大切です。

そして、第三者に聞いてもらい、その印象を率直にフィードバックをもらいましょう。
特に学生さんの場合は、得てして失敗経験談を避ける傾向が強く、過度に良くせせるための盛ったエピソードをつくりがちです

意味がないとは言いませんが、後々困るのは自分なので程々にしましょう。

失敗経験談は、見方を変えればチャレンジ経験の可能性もありますし、失敗から人は学ぶことが多いと知っている社会人にとっては、知りたいポイントでもあります。

自分でこの経験エピソードはダメだと決める前に、信頼できる相手に聴いてもらいフィードバックをもらいましょう。

この行為が自分の自信を引き上げるとともに、引き出しの中身を増やす方法でもあります。

最後に

毎回同じようなテーマで話していることに気付く今日この頃ですが、やはり自己価値を自分のフィルターで見て判断する人は少なくありません。

自信がある人も同様で、自信があっても相手には伝わらないと感じる可能性もあります。

まずは、自分は客観的にどのように見られるのか、第三者視点を活用しましょう。

そして、ぜひ私を頼ってくださいませんか!?
プロの視点で、みなさんの良さを一緒に見つけていくパートナーになりたいと思っています。

ぜひよろしくお願いいたします(^^

今回はここまで。それじゃあまた(@^^)/~~~

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