見出し画像

コーチングを受ける人必見!コーチ直伝コーチング効果を最大限高める方法

◆はじめに

「えっ!?コーチなのにコーチングを受けてるんですか?」
たまにクライアントさんから、こんな質問を頂くことがあります。

こんにちは。me:Riseキャリアコーチの志鎌あかねです。
私は約3年前からビジネスパーソンを中心にコーチングを提供させて頂いておりますが、私自身も定期的にコーチングを受けている一クライアントでもあります。その理由は、(1)自らがクライアント体験をすることで、コーチのどういう関りが効果的なのかを学ぶため、そして(2)自らも自身のライフキャリアを形成する上での新たな気づきを得るためです。

コーチングを受け始めてから、私の生活は大きく変わりました。間違いなく自分の理想とするライフスタイルに少しずつ近づいてきているのです。これは、私を長期に渡り支えてくれているコーチのコーチング自体が上手であったことはもちろんですが、私自身がコーチングの機会に実践していた3つのことが特に効果的ではないかと考えています。

それは、すごく目新しいことではありません。本当に基本的なことです。でも、多くのクライアントさんをこれまで受け持っていて感じることは、この基本をどれだけ真摯に実践されているかが、コーチングでの大きな学びや行動変容に結びつく鍵なのではないかと思うのです。

今日は、コーチングの効果を最大限高めて頂くためにも、その基本のキとは何か。そしてその基本がなぜ大事なのか。ということをコーチ目線で詳しく解説させて頂きます。


◆コーチング効果を最大限高めるには…

1.テーマを事前に考えておく

こんなの当たり前、と思われるかもしれませんが、コーチングにおいては非常に重要なことです。
コーチあるあるの話になりますが、「今日は何話そう…」コーチング冒頭、今日のテーマをお聞きすると、テーマが決まっていないというクライアントさんは少なくありません。

例えば転職目的でコーチングを開始したクライアントさん。初回のコーチングは話したいことがありすぎて、テーマに悩む、ということは基本的にないものの、コーチングの後半回に入ってくると、事前にテーマが決まっていない、という方も決して少なくないのです。

コーチはプロなので、前回のコーチングから今までの生活等をお伺いしながら、クライアントさんが気になっていること、モヤモヤしていること等を探し、共に今日のテーマを明確にしていきます。その為テーマが決まっていないからコーチングを受けられない、ということはありません。ですが、テーマ決めに多くの時間をかけることになると、それは非常にもったいないことです。コーチングフィーは決して安いものではありませんし、コーチング時間にも限りがあります。テーマ決めでコーチといろいろ話しをすることで、お互いの信頼関係がさらに深まったりはしますが、やはりせっかくのコーチング。そのテーマに関して少しでも新たな気づきを得るプロセスに時間を多く割くためにも、コーチング前に今日のテーマを考えておくことをお勧めします。

尚、気になることが2~3あり、決めきれないということもあると思います。その時はあえて1つに絞る必要はありませんので、ご自身が考えていることをお話してみてください。
コーチは対話の中で、クライアントが本当に気になっているテーマを見つける訓練をしています。いくつかのテーマ候補の中には、実はすべてに共通する新たなテーマが隠れている場合もあります。それを一緒に見つけていくのです。

繰り返しになりますが、いづれにしても「何を話したいか」を事前に考えておきましょう。「なんとなく今日はコーチングだから受ける」のではなく、「今日はこういうことが話したい!」と事前に思いながら受けるコーチングでは、受けた後の気づきや学びに大きな差が生まれてきます。事前のテーマ検討は、ご自身のより深い内省や学びに繋げるためにも重要なのです。

2.コーチング中は100%自分に集中する

コーチングはご自身が集中できる落ち着いた環境で受けましょう。
これはあくまでもイメージの話になりますが、コーチング中は、コーチとクライアントとの対話を通じて、お互いが作り上げる音楽のようなものが流れております。そしてその音楽に乗りながら、コーチはクライアントの表情や仕草、口調、声のトーンの変化等に終始注目し、クライアントにとって効果的な問いを対話内で投げかけていくイメージです。ですが、例えば以下のような中断が発生すると、お互いが作り上げた音楽がプツッと切れてしまいます。

宅急便がきて一時席を外す。PCの充電がなくなり充電器を取りに行く。対話中に子供が泣いて席を外す、等々です。中断が効果的に働き、新たな気づきが生まれる、という場合もありますが、これまでの経験から多くの場合、クライアントにとってプラスに働くことは少ないように感じます。
せっかく対話が深まっていたにも関わらず、一度途切れた音楽を再開するには、再度関係構築からはじめる必要があるのです。

コーチングは、あなた自身があなたと向き合う大切な時間です。「このコーチングの時間で1つでも2つでも多くの新たな自分を見つけるんだ」「自分の悩みを解決するヒントをしっかり見つける時間にしよう」等といった心構えをし、コーチング中は自分と100%向き合える場でコーチングを受けましょう。コーチングの効果を最大限高めるためにも、当たり前のことですが、どれだけ真剣に自分と向き合う準備をするかも重要な要素と言えるでしょう。

3.コーチング直後に自分でメモを取ろう

本日の記事の中で、一番のポイントとなります。あなたはコーチングが終わった後、どのように過ごしていますか?急いで仕事や家事を再開してはいませんか?

コーチング直後は、「ああ、話したいことが話せて良かった!スッキリした!」といった爽快感や満足感があり、コーチングを受けるだけで終わり、という方も少なくないのではないでしょうか。
ですが、コーチングが終わった後は、5分でもいいので、今日のコーチングで新たに気づいたこと、学んだこと、自分が発した大事な言葉等々を、忘れないようにメモしておきましょう。コーチからの簡単なメモが後から送信されてくる場合、特に何もしなくていいかな、と思われるかもしれませんが、やはりご自身の手で自分が特に大事だと思うことをまとめてみてください。一番のお勧めは、コーチングの気づきノートを作っておくことです。

1.のコーチングのテーマに少し戻りますが、コーチングで扱うテーマといのは一度で終わるということは少なく、繰り返し何度も出てくるものです。

転職しようかどうしようか。家事と仕事のバランスに悩んでいる等々、あるコーチングの場で少しスッキリして方向性が見えてきたものの、数か月するとまた同じテーマで悩む、ということは往々にしてよくあることです。
そんな時に役立つのが、メモや自作のノートです。かつて自分が扱ったテーマに対し、自分が何に気づいたか、学んだか、もう一度読み返してみましょう。すると、「あの時のこういう考え方はやはり大事だな。もう一度その気持ちを思い出してみよう」と考えることができたり、「あの時はこう考えていたけど、やはり今の自分はこう思う。自分にはこういう意識が必要なんだな」等々、メモを通じて自己理解が深まり、今後の行動指針をつくることもできます。そしてそのメモが、コーチング本番でも活用できる機会はたくさんあります。メモを通じて、自分なりに考えたけどスッキリしないポイントが明らかになり、それを次回のコーチングテーマにすることもできるのです。

あるクライアントさんの例になりますが、私が約3年前から担当させて頂いているAさんは、このメモを非常によく活用されています。メモを元に毎回コーチングの際には明確なテーマを持ってお越しになり、コーチング中もご自身としっかり向き合い、そして御自身でも定期的にコーチングメモを振り返りながら自己分析され、日々の行動に生かされています。出会った当初から非常に熱量の高い方ではありましたが、コーチングの効果も相乗的に働いた為か、現在は昇進し、複数のプロジェクトやリーダーを任されるまでに成長されてらっしゃいます。


◆おわりに

いかがでしたでしょうか。本日は、コーチング効果を最大限高める為の「基本のキ」をお伝えしました。
当たり前のことも含まれていたかと思いますが、コーチ目線でより深く解説させて頂きましたので、何か新たな気づきになることが一つでも二つでも見つかっていれば幸いです。

最後に、もう一度お伝えさせてください。コーチングは、あなたがあなた自身と向き合う大切な時間です。これはコーチングだけではなく、受講した研修等でも同じことがいえると思いますが、学んだことや気づいたこと、考えたことをそのまま放置するのは非常にもったいないことです。ぜひご自身の言葉で記録をする等して、コーチングの機会を上手に活用してみてください。あなたの成長をコーチ一同心より願っております。



🔔オンラインキャリアコーチングサービスme:Riseでは、コーチによる無料カウンセリング(15分間)を実施しています!
・「いつかできたら…」「もしチャンスが来たら…」と受け身の人生を送っていることに不満
・やりたいことはあるけど、やり抜く力 GRITが弱くて、すぐ挫折しがち
・現状のキャリア、人生に何か変化を加えたい
・思い描く未来がありながらも、なかなか舵を切れない
・仕事も、人生もつまらないまま終わりたくない
と思っている方

プロのコーチが伴走してもらいながら、行動してみませんか?

🔔me:Riseのニュースレターで、キャリアデザインに関するコンテンツやキャンペーン・イベントのご案内、ニュースレター読者様限定のme:Rise主催セミナー割引などの最新情報をお届けしています。
ご希望の方は、ニュースレター登録(無料)またはme:Riseのホームページ内の登録ボタンからご登録ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?