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【企画書公開】講談社ゲームクリエイターズラボに応募しました!!

「インディーゲームを作者に年間1000万円支給します!!」

 ……という噂を聞きつけた、わたくしCarasOhmi。ご存じの方にはお馴染みの、萬楽破天孔の現在制作中断中の代表作、「ライジング・アーチ -雷火交わせし試練の塔-」を申し込むべく、改めて企画書を書き起こすことに。
 このゲーム、頓挫したものと認識している方が多かっただろうと思いますが、まだまだ続いてます。
 ライジング・アーチは、自分が考え詰めたACTを成立させるミニマルな必要要件を、誰でも遊べるシステムに落とし込んだもの。美学直感性を両立させられたゲームであり、企画が頭に浮かんだ時点から「イケる!!」と確信できた唯一の作品です。
 そんなわけで、うまくライフワークバランスを見直しつつ、再開のタイミングを伺っていたのですが、その好機が企画コンペとしてやってた形です。
 今こそが正念場……!!

知見を惜しむことなかれ

 というわけで、企画書の提出が無事済んだところで、ライジング・アーチは応募前からある程度まで開発が進んでいたゲーム。今更システムを隠すようなものでもありませんし、契約を結ぶまで双方に法的拘束は発生しないということなので、今回のプレゼン資料は企画書の書き方ノウハウの共有として、ゲーム解説部分をnote上で公開しちゃおうと思います(内容のネタバレ部分は黒塗りしてます)
 【CEDECの企画書デザイン講演】【業界で得られた書式の知見】もフル投入し、【描き貯めたゲーム内リソース】もデザインに投入しまくったので、「目を引く企画書はどういう体裁で書けばいいのか」の一つの参考になるかもしれません。
 ともあれ、こういった資料の内容が気になる方は、ひとつの参考にしていただければと思います。

企画書

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(※動画・体験版のリンク先)

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振り返り

 今回、プレゼン資料作成に使ったソフトはGoogleスライドです。文字の白抜き黒抜き、配色などを考えるとPhotoshopでデザインしようかと考えたのですが、時間や工数の兼ね合いを取って、シンプルにまとめました。面接をZoomやGoogleMeetでやるなら、同時に見るのも楽ですしね。プレゼンテーションではなく参考資料となるのが想定されるので、画面共有より手元資料の方がスムーズだと思います。
 そんなこんなで、資料的に見にくい箇所は出てきましたが、矩形機能で表を作って項目に目が行く配色に調整したり、ドロップシャドウやシェイプで強調したり、要素のサイズにメリハリをつけたり等の小技で、見やすくなるように対応していきました。

 ……まあ、今見ると、
・まだ長文ぎゅうぎゅうの個所がある…
・ゲームサイクルや訴求層の記述は入れた方が良かったかな…
・プレイ説明では、もう少しボス戦にも言及すればよかったかも…
・今後の展望やマイルストーン(未掲載)をもう少し具体的に示すべきだった…
 といった反省点もありますが、過ぎたことは今後の糧にするとして、来たる一次面接に向けて、現在追加資料を作ったり、想定問答のシミュレーションをしたりしてます。

 「まだ面接に進めるかはわからない」とは言え、1000本強の中の5本に本気で選ばれるつもりで応募した以上、「まさか本当に受かると思わなかったし、これからどうしよう…」と、自信の無さからくる準備不足で、途方に暮れたくはないですしね。
 神のみぞ知る結果と言えども、天命人事を尽くした者に訪れるもの。ひとまず、書類選考を勝ち進めるだけの人事は尽くせたと思うので、どんな結果が出ても受け入れて、前に進みたいものです。

 がんばれ、CarasOhmi!!

 ようこそ、1000万円!!

余談

 講談社の超人気作品「進撃の巨人」で好きなキャラは、二部のフロック=フォルスターなんですが、第一部のアニ編(31話)のマルロとヒッチの同期に、名前こそ言及されてないんですが、フロックそっくりのモブ憲兵隊員が登場してるんですよ。
 フロックは革命後の調査兵団の追加補充人員なので、この時点で憲兵隊にいてもおかしくないんですけど、獣の巨人特攻時の弱々しい感じの彼じゃなく、二部の目つきの悪いイケメン版の方なんですよ。
 となると、この時点ですでにフロックの二部での役割は決まってて、このモブ隊員はプロトタイプデザインだったってことかなぁ、なんて考えたりします。

 ……こういう話、限定的過ぎて伝わらないんですよね。

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