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育休のお知らせとお詫び
この度、読者の皆様にお詫びしなければならないことがあります。ほぼ毎週更新してきた私の小説「カピちゃんとロボ君のお悩み相談室」ですが、最近私に待望の第一子が産まれて、その赤ちゃんのお世話で生活が激変したため、しばらくこの小説の更新はお休みさせて頂くことにしました。
できることならこの小説を仕上げて、現在開催中の「創作大賞」に応募したいとも考えていたのですが、赤ちゃんのお世話は出産前の私の想像の何倍
第14話 カピちゃん、輪廻の森の3つ目のルールを聞く。
「もちろん、人間たちはロボットをもっと大切にするべきだとワシも思うよ。ただ、学ぶことはそれだけではないんだよ。動物たちも困っているからね。困っている動物たちを助ける方法も考えないといけない。それに、動物だけではなく、人間たちも困っている者は多いからね。困っている人間たちを助ける方法も考えないといけないんだよ。」
と、銀色の鳥は困った表情をしてロボ君に言いました。
(そして、困っている銀色の鳥を助
第12話 カピちゃん、ロボ君に会いに行く。~その4~
「ここがロボ君の家だよ。」
と、銀色の鳥は言うと、空色の屋根の家の前にふわりと降り立ちました。
「ここがロボ君の家なんですね!素敵な家ですね!」
と、カピちゃんは銀色の鳥の背中から降りながら言いました。その家はカピちゃん達が動物園で住んでいた家よりも大きめで、鮮やかな空色の屋根に、真っ白な壁で作られていました。そして、家の周りには見たことのない綺麗な花々が咲いていました。
「ありがとう。輪廻の