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【webライターになる攻略の視点】新入社員がすぐに会社を辞めることについての議論はあまり意味がない理由

webライターになるために、あるいはwebライターとして活動し続けるために、さまざまな視点を持つことは大切です。あらゆることに疑問を持てば情報のリサーチ力も高まりますし、それは質の高い執筆につながります。

入社してすぐに辞めたいという人が多いということがニュースでも取り上げられています。

それに対して、辞めたければ辞めてよいという意見や、すぐに辞めると癖になるから辞めないほうがよいという意見などさまざまな意見があります。

人によって意見がこれだけ違うということは、おそらく正解はないということなのでしょう。個人的な意見としては、辞めるべきではない、と言ってもあまり意味がないと思います。

辞めたいと考える理由は人それぞれ違うでしょう。予想していた職場環境と違うからという理由や、そもそも会社員として働くことに疑問を持っていたという理由などそれぞれ違うのに、ひとまとめにして「辞めないほうがよい」と言う根拠がないからです。

そしてもうひとつ、辞めずに働き続ける方法がわからない人に対して「辞めないほうがよい」と理想論を語ったところで意味がないでしょう。それこそ根性論であって具体的なアドバイスがありません。

もし本当に辞めさせたくないのであれば、もっと具体的にこまかく何をどうすればよいのか、ケース別に説明する必要があります。

それを省いて単に「辞めないほうがよい」というのは、あ意味で無責任だとも言えるでしょう。もし「それくらいは自分で考えるべき」だと言うのであれば、自分で考えて辞めるという結論を出したことも認めるべきでしょう。

さらにことこまかく説明して実行させ、結果的に辞めずに仕事が続いたとして、それでよいのでしょうか。あとはすべての人が自分で考えて行動するようになるのでしょうか。人に言われたように仕事を続けたら結果が出た、となればさらなるアドバイスを求めるようにはならないでしょうか。

辞めるべきか否かの議論をテレビで観ることがありますが、どれも表面上の話に留まって本質に迫るものがないように感じます。

ちなみに会社側に立って先行投資しているのにすぐ辞められたら、という考えも無意味だと思います。もしそう思うのであれば、すぐに辞めないようにする努力をすべきであり、良いところだけをアピールするのではなく、デメリットもしっかりと伝えるべきです。

デメリットは実例があるはずなので、いくらでも挙げられるはずです。「それをやっては人が集まらない」というのは単なる言い訳です。自分に都合の良いことだけをして求める結果を得ようと考えることが、そもそもの間違いだと思います。どこに問題があるのかを、会社側は考えるべきでしょう。

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