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「ありがとう」と言いたくて。

今、私は陶芸にハマっている。



今日も私は、私のためにnoteを書く。



ふと…急に


陶芸を教えている友人に
連絡を取った。




10年以上、会っていない友人。



学生の頃、私は

その友人と
芸術の学校に通っていた。




ところが

私は早くに結婚し、
彼女は陶芸の道に進んだ。


私は徐々に
家庭を守ることに
必死になっていった。



それでも時に
その友人は私のもとに
遊びに来てくれたが、

芸術的仕事をする独身の彼女と

結婚し子供のいる家庭持ちの私とは
生活が違いすぎて


だんだんと
話が合わなくなっていった。




そして
いつの間にか

その友人とは疎遠になった。





でも今、



子育てが一段落したためか


なぜか急に
彼女に連絡を取りたくなって


私は、
陶芸を始めることにしたのだ。





植物が好きなので
家の中の観葉植物用の鉢を
自分で作ってみたかったのもあったが

陶芸は学生の頃に
少しかじってはいたものの

まるっきりの初心者として
入門してみることにした。




友人は、陶芸の先生なので


一つ一つ丁寧に
私に作り方を教えてくれた。


私が家庭に入っている間に
友人は立派な先生になっていた。


陶芸の技術はもちろん
教室に通う生徒達への対応や
教え方や知識が
昔よりはるかに広がっていて

彼女が素敵に見える。



私達の会わなくなった
期間を埋めるように

陶芸が二人をまた
繋げてくれたのかもしれない。





そこに通っている生徒は

皿やコーヒーカップなどの
小さなものを作っていたようだか


私は
大きな植木鉢を作りたかった。


制作にとりかかっていると、

教室に入って来る人達が
私の植木鉢を見て

「でかっ!」

…っと、大きさに驚く。




けれど


今更人の目を気にすることもなく



私は、やりたいことをやる。





一作目の植木鉢は



いい感じに仕上がった。





両サイドに置いている
既製品の鉢よりも

やはり
手作りは存在感がある。



私は、
陶芸の味をしめてしまったのか…


もっともっと大きな植木鉢を
作ってみたくなった。





土をこねるのも

形を作るのも

色を出すのも


新鮮で、面白い。




今までは生活のために
行動することが多かったけれど

私はこれからの人生、



やりたいことをやる。



もう、決めたのだ。





生活するのは大事なのだけど



何かを作っている時…

何かをイメージしている時…

何かに没頭している時…



その時の私は

「生きている」という感じがする。




陶芸をしている時は
自分の世界が濃くなって

時間を忘れ
飲み食いせずに

何時間も
没頭していられるのだ。



昔の感覚を
思い出すように


こうやって
好きなことをしていると

気分がいい。



だけどこれは


世界中の人にも
ある感覚なのだ。





〝好き〟を思いっきり

楽しんでいる感覚。


みんなが持っている。





この感覚になると


誰かのことを悪く言ったり、
何かのせいにしたり、
自分の過去や失敗を悔やんだり、
人と人とが争ったりしていることが

どんなにくだらないか
わかるだろう。




いつかは


誰もが平和で


好きなことを
好きなときに
好きなだけできる世界になって欲しい。



没頭できるものに
出会えた私は




この世界に

「ありがとう」と伝えたい。







明日もnote、
書けたらいいなぁ。

温かなお気持ちに感謝します💗