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ちょっと笑える娘の就活

無事に早期卒業が決まった娘ですが、その就活はとてもおもしろかった。

40年前の僕の就活は、5大商社に行くだろうという家族の期待を裏切り、
リクルートを選んで父と大喧嘩。
「親父が就職するのじゃなく、働くのは俺なんだからこれ以上口出ししないでくれ」と偉そうな啖呵を切って、僕は半ば強引に就職先を決めた。

僕がIMJの社長をしている時には、親しい人から「娘がIMJの面接を受けているからよろしく頼むわ」と電話をもらい、どう対応したのものか困ったことがある。

そんな経験があるので、娘の就活に口出しはしない、下手なバックアップもしない、企業の見方で漏れている情報やチェックしておいた方が良い点だけアドバイスし、個別企業の良し悪しには触れない方針でいようと決めていた。

それでも、少しは僕の影響もあるのか、娘は地域活性化やマーケィングに興味を持ち、三田市や洲本市、JCが主催するビジネスコンテストなどに積極的に参加。
その中には、TOOTH TOOTHの集客プロジェクトなどもあり、一生懸命食べ歩きをしていた。

そして結果的に娘が就職候補先として選んできた企業の業種はデジタルとマーケティング。

しかも全部ベンチャー(笑)。

僕の影響が色濃く出ていることに笑いそうになった。

頭の整理をするために、娘が思う各社の良い点、気になる点を表にまとめてもらって話を聞く。

最終候補に残っている企業は、どこも良い企業ばかり。
整理した表の比較だけだと決められない気持ちはよくわかる。

「じゃ、どの会社の社長が一番良いと思う?」
そう尋ねた僕に娘は即答で答えた。

「M社のI社長。パパと同じ雰囲気を感じる」

そりゃそうだ。I社長はリクルート卒の起業家。
似てないわけがない(笑)

社長と同様に先輩社員の皆さんにもそうした空気を感じると言う。

それから散々悩んだ挙句、結局娘はI社を選び、来春からお世話になることに。

この不思議なご縁に感謝です。

I社長、あらためて娘をよろしくお願いします。

楽しんでもらえる、ちょっとした生きるヒントになる、新しいスタイルを試してみる、そんな記事をこれからも書いていきたいと思っています。景色を楽しみながら歩くサポーターだい募集です!よろしくお願いします!