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Canva Japanのトップはこんな人 & 仕事で大事にしていることなど9項目

皆さん、こんにちは、Canva の植山周志(うえやましゅうじ)です。2019年8月からCanvaで働き出して、そろそろ3年になります。Canvaに入社してからずっと日本の成長責任を担っています。今は日本の成長に加え、韓国、メキシコ、そしてインドネシアを現地ユーザーにとってさらによくするためにも尽力しています。おかげさまで日本でのCanvaの利用者も増え、多くの方たちが素敵なデザインをたくさん作り、さらに素敵な人生をおくられていると思うと嬉しい限りです。

たまに植山って面白い人ですね。とかユニークな人ですねと言われることがあるので、僕のおかしなところ、暑苦しいところを勝手に紹介しちゃいます。

1. 基本脳筋です

2018年からありえないおじさんになることを目指し始めました。
ありえないおじさんの定義などはこの記事に書いてあるので詳しく知りたい方はよかったらご覧ください。
できるようになりたいことの1つに180度開脚があるんです。なので開脚を日々行なっています。柔軟性を高めるだけでなく、足を広げた時の筋力も高めることが重要なので、下の動画の運動をしています。
以前はこんなことが人間ってできるの?と思ってましたが、自分ができるようになって嬉しいです。

また、フロントレバーという体幹を無茶苦茶鍛える種目も30秒できるようになりたいので、これもやっています。今のところ最高で25秒できたので嬉しい限りです。

こんな感じで脳筋です。

2. 入社2週間後に女装してみた

Canvaでは毎四半期に「Season Opener」といってお祭りのような全社会議をします。そこで仮装するという文化があるんです。

全社会議で仮装?!です。Canvaの創業者のCEO, COOも毎回仮装します。

Canva に入社してすぐにSeason Openerが行われたので、初参加ということで僕も仮装をしました。テーマはティナ・ターナーで下がその時の写真です。なかなかセクシーでしょ?

上司のRachelが僕の女装にお化粧をしてさらに綺麗にしてくれた

写真の右に写っているのは上司のレイチェルで、彼女が僕にお化粧をしてくれました。優しい上司ですよね。

他社員で女装する人はあまりいないので入社直後にとても目立ちました。
Canvaも僕が入社した時よりもだいぶ社員数が増えたので、次回のSeason Openerでまた、この仮装をしようと思っています。

3. シドニーで始めたのはカラスミ作り

シドニーに来て新たに始めたことの1つにカラスミ作りがあります。
日本に住んでいたときに燻製料理、通常の料理をしていたがカラスミを作るなんて考えたこともありませんでした。

きっかけは近所の友達が釣ったボラをいただき、卵が入っていたことです。カラスミの作り方はこのブログ記事に詳しく書いてあるので、いつもこの方法にそって作っています。

今の時点で5回ほどカラスミを作りました。前回はボラの卵を3kgほど魚市場で仕入れて作ったので自宅のかなり長いこと家族でカラスミを楽しんでいます。

カラスミを作るのに3〜4週間かかります

原材料はすごく安価に仕入れるし、作るのに手前がかかるが、その手間をかけて作るのが僕はとても楽しんです。

カラスミ作りの様子が分かるアニメを Canvaで作ったのでご覧ください

カラスミの作り方が分かるアニメをCanvaで作ってみたよ!

家族で好きなカラスミの食べ方はやはり白飯にのせて食べることです。これに新鮮な生卵があるときはカラスミ卵かけご飯にすると最高だと僕、個人的に思っています。

カラスミご飯が家族の大好物に

もちろんカラスミパスタも美味しいです

カラスミたっぷりのパスタ

カラスミ作りという新しい趣味ができたのは本当に嬉しいです。

4. 辛いソースを作るのが好き

昔から辛い唐辛子を栽培して、辛いソースを作ることに憧れていました。なので、日本にいたときから唐辛子を栽培することに憧れていました。
日本では食べれる唐辛子の苗をあまり売っていなかったのと、買ってもすぐに枯らしてしまったのでうまくいかなかったのです。

シドニーに住んでからスーパーで様々な種類の唐辛子が売られているので、唐辛子を買っては自分で辛いソースを作っていました。
僕の作り方は下のYouTubeビデオで30秒で分かる動画を参考にしてみてください。とても簡単ですよ。

1年前にホームセンターで無茶苦茶辛い唐辛子のハバネロの苗が売っていたので買ったんです。それが1年経ち下の写真のように実をつけるようになったのです。既に10個以上の辛いハバネロが出来ました。

庭で栽培しているとても辛いハバネロ唐辛子

できたハバネロは刻んでオリーブオイルにつけて無茶苦茶辛いオイルを作っています。これをもとに僕のオリジナル辛いソースを作っていきます。

自家製のハバネロと友人の庭で栽培したチリを漬け込んだ激辛オイル

本当に辛いので1、2滴を食べ物にかけるだけで十分辛くなる破壊力を持った辛い油なんですよ

これを元に辛いソースを作るのが楽しみです。

5. Canvaの逆立ちクラブの部長

Canvaでは部署間を超えた人間関係の構築、海外から移住してくる人も多く、そんな人たちは交友関係を築くことが異国で暮らしていくために大事なんです。そのためクラブ活動を自由に作れ、部員が多くなると会社がサポートしてくれるんです。

ありえないおじさんになることを目指している僕としては、逆立ちクラブがあることを入社後しばらくして知り、すぐに入部しました。

クラブ活動で”逆立ち”があるのがまずおかしいと思うことでしょう。他に人気なクラブとしてはワインクラブ、ウイスキークラブなどもあります。週末にハイキングを楽しみハイキングクラブもあり、さまざまな活動を社員同士で楽しんでいます。

逆立ちクラブの活動は2つあります。
1つ目は週に3回昼休みの会社のジムかZoomで集まって逆立ちなどの運動を一緒にする

2つ目は、逆立ちクラブのSlackチャンネルに自分の逆立ち動画をアップロードをすることです。コロナウイルスのためパンデミックになってからは僕は毎朝仕事前にストレッチと逆立ちをするようになったので、たくさん逆立ち動画をアップしていたら、クラブの部長になっちゃいました。

だいぶ逆立ちが上達し、逆立ちクラブメンバーとすごく仲良しになったことで、Canva Lifeをさらに楽しんでいます。

逆立ちを練習し続けることからも分かるように僕は習慣作りが得意技の1つです。

6. 人生において冒険をしたかったからシドニーに移住

Canvaで働く前は長いこと東京で働いていました。そしてCanvaで働くことをきっかけに家族(妻、娘2人)と一緒にシドニーに移住をしました。
50歳手前だったのにリスクと思われる転職をし、さらに住んだことのない国に移住をしました。
友達からは「よくそんな思い切ったことやったね」と言われました。

Canvaから誘われ、シドニーに移住する話をいただいたときにもちろん考えました。そのように選択を迫られたときに頭の中によぎる言葉たちが下です。

危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。本当はそっちに進みたいんだ。
だから、そっちに進むべきだ。ぼくはいつでも、あれかこれかという場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思うほうを選ぶことにしている。

岡本太郎の名著の自分の中に毒を持て

人生、やったことでなくやらなかったことに後悔する
だからやっちゃおう!

植山周志

また、何か選択に迷った時は下の言葉を思い出しています。

迷ったらGo! 

マーケティングの恩師 家弓正彦

自分の人生を面白いものにしたいから、冒険をすることを選びました。そして、選んでから3年経って振り返ると、いい選択をしたと心から思います。シドニーに移住することを断っていたら後悔していただろうと思います。

もっと詳しく知りたいと思いましたら、下のGlobis大学院の記事をご覧ください

7. 私生活のことで記録、実験することが好き

2013年まで毎日のようにお酒を飲んでいたので、これをなんとかしたいと思ったことをきっかけに休肝日の日数を記録するようになりました。
年ごとの休肝日の月間平均数のグラフが下ですね。

グラフから読み取れることは

  • 記録を始めた2013年から2018年で月間休肝日の日数が増えていっています

  • 2019年はシドニーに移住したことが多大なストレスになり飲酒が増えた

  • 2022年はこれから休肝日が増えていきますw きっと

休肝日を記録して分かったこと

  1. 僕の場合、週初めの月曜から木曜日に休肝するのが行いやすい

  2. 夕方に運動をするとお酒を飲みたいと思わなくなる

休肝日を増やそうと努力したことで習慣について学んだので、そのことについても触れてみます。

おまけ:習慣のメカニズムを理解して悪い習慣を良い習慣に変える

お酒を飲みたい衝動にかられてお酒を飲む習慣を「習慣の力」に書いたある習慣のメカニズムに乗っ取って説明してみます。
習慣は下の図のように3つの要素に分解できます。

  1. きっかけ

  2. ルーチン

  3. 報酬

僕の悪いと思っている習慣は「仕事が終わった夕方に僕はお酒が飲みたくなる」ことです。それは下の図にある通り、
「きっかけ」は仕事終えてリフレッシュしたいという欲求が僕にはあります。その次の「ルーチン(行動)」としてビールを飲むこと。
ルーチン(行動)から得られる「報酬」のリフレッシュすることです。

僕の悪い習慣のメカニズム

僕はビールを飲むという習慣を変えたいので、リフレッシュするという報酬を得られるルーチン(行動)をビールを飲むこととは別のものに置き換えます。そこでビールを飲む代わりに夕方に大好きなクライミングに行くことにしたのです。クライミングに行った日の夕方、夜にビールを飲みたいという欲求はなくなりました。

ビールを飲むことからクライミングにルーチンを置き換えた

話は脱線しましたが、習慣について楽しんでいただけたら嬉しいです。

日々の逆立ちも記録

レコーディングダイエットというのもある通り、色々記録することを楽しんでいます。日々の逆立ちの長さも記録し続けています。それが下のグラフです。やり始めた時の逆立ちの長さは短いですが、だんだん上達し、ある程度いったら高止まりしているのが読み取れると思います。
緑色のせんが日々の逆立ちで立てた長さです。紫の線は7日間の平均値なので、逆立ちの時間の傾向が読み取れます。

毎日の普通の逆立ちの長さ

このように記録すると、自分の上達が見ることができて気持ちが盛り上げるのと、PDCAを回して改善するきっかけを得られます。おすすめですよ。

8. 昔は自転車でぶっ飛ぶことをたくさんしていた

昔は自転車競技のBMXをかなり真剣にやっていました。日本と海外での大会にも出場をし、人生の中心がBMXでした。
BMXの世界で大事なことは人と違うことをすることです。僕は「鬼コギぶっ飛び」をモットーにBMXを乗っていました。
鬼コギしてすごいスピードを出して、ジャンプ台に突っ込めば高くぶっ飛べますよね。それが実際にやっているのが下の僕の大会での写真です。

「鬼ごぎぶっ飛び」をテーマにぶっ飛んでいた

僕のちょっとおかしなぶっ飛んだ思考はBMXで養いました。いつも自分の頭の中のリミッターを解除することをトレーニングしていました。

怪我もたくさんしてきました

BMXの写真を見ると怪我をたくさんしてそうと思うことでしょう。
怪我歴はたくさんあり、頭をたくさん打ったせいか可笑しいアラフィフおじさんになってしまいました。


BMXでした怪我たち

要約すると頭をたくさん打ったことと、自ら思考のリミッターを切ることを練習したことで僕自身は本当におかしな人であるということです。

9. 最近、仕事で大事にしていること3つ

こんな僕でも仕事で気をつけていることがあるので少しカッコつけて書いてしまいます。大事にしていることをまとめてみます。

9-1. 限られたリソースの中でインパクトある仕事をする

Canvaの日本チームはそれほど人数が多く無いので、できることも限られています。でも、そんな中で最大限日本のCanvaユーザーに喜んでいただきたいので、戦略を作って何に集中するかを決めて、チーム一丸となって実行しています。
もちろんうまくいくときいかないときがあるので、PDCAを回して学び続けてチームが成長することを重要視しています。

特別に凄いことではないですが、大事なことだと思うのでここに書いてみました。

9-2. チームのパフォーマンスを200%にしたい

チームのパフォーマンスを最大以上にしたいので、チームメンバーに気持ちよく、楽しくいい仕事してもらいたいと思っています。そのために僕が心がけていることを書いてみます。

9-2-1. 成功はチームメンバーの手柄、失敗は成功するための大事なデータ
チームで仕事していて思うのは、リーダーである僕が「やろう」と言った施策と、チームメンバーが「これやりましょう!」と言った施策の両方あります。両方あっていいと思っていますが、大事なことは、成功したときは施策を実行したチームメンバーの担当者に手柄を持っていただく。うまくいかなかったら、責任を取る必要があるならリーダーが責任を取る。責任を取る必要が無いのなら、そこから学びを抽出して次の施策に生かすことだと思っています。失敗は成功するための大事なデータなので、チーム全体で快くチャレンジができて、学び続ける文化を作ることがリーダーの大事な役割だと思っています。

9-2-2.人は楽しんでいるとき一番パフォーマンスを発揮する

下の孔子の名言にあるように楽しむ人が最強なんです。

“之れを知る者は之れを好む者に如(し)かず。
之れを好む者は之れを楽しむ者に如(し)かず。“

現代語訳:ある物事を理解している人には知識があるが、好きな人には敵わない。 ある物事を好きな人は、楽しんでいる人には敵わない。

孔子@論語

人は楽しんでいるときが一番パフォーマンスを発揮します。なのでCanva Japanの僕のチームメンバーには仕事を楽しんでもらいたいです。

では、どんなときに楽しいと思えるのかは人それぞれですが、Canva Japanチームで僕が考えていることは下の3つです。

  1. 自分の才能を生かして仕事できている
    自分が得意・好きな仕事をして結果を出し、何かしらのポジティブな反応を受け取ることで楽しく仕事ができる

  2. 成長していることを感じられる
    ちょっと自分のコンフォートゾーンから飛び出したことをし、成長していると感じる。自分が今までやったことないことを学び、実行し、新たな実績を作る。チームメンバー同士で仕事することで新たな視点、学びを得ることもできます。このようにして自己の成長を感じることも大事だと思っています

  3. 各自がリーダーシップを持って仕事・プロジェクトを持つ
    刹那的ですが、一緒に働いているチームメンバーたちはこの先、何十年も一緒に働く可能性は少ないと思っています。でも、僕と一緒に働いたことで数字で語れる実績をたくさん獲得してほしい。そして次の仕事では、今よりもさらに輝いて仕事をしてほしいと願っています。そのためは、プロジェクトを持ってもらいチャレンジし続け、輝かしい実績を自ら作り上げるのがいいと思っています。僕は手伝うことはするが、オーナーシップは各自に持っているのがいいと思っているんです。

こんな感じ一緒に働いているチームメンバーたちが、昨日の自分よりもさらに輝いて仕事をしてほしいと思っています。

こんなきな臭いことを書いちゃったけど、チームメンバーが読んだら「実際とちょっと違うかも」なんて思われちゃったりしちゃってね(笑」

9-3. 僕からチームメンバーに提供できるもの

僕からチームメンバーに答えを提供するよりも下の3つを提供するのがいいと思っています。

  1. 判断軸
    答えよりも判断軸を提供することで、未来に判断するときに各自で判断ができ、仕事が正しいと思う方向に早く進みます。または僕がいなくても仕事が進みます。

  2. 視点、視座、視野
    人が成長していって変わることの1つとしては、視点、視座、視野でと思います。これをチームの年長者の僕から多少なりとも提供して、チームメンバーの人生にプラスになれば嬉しいです

  3. 愛と勇気
    日本チームの大きなミッションの1つは「より多くの日本人がデザインで輝くこと!」なので、チームリーダーからメンバーにも輝いていただくために愛と勇気を提供することは必須!

その他にも活躍する環境を提供するのと、障害を除去することも大事な仕事です。

こんなことを考えてチームメンバーたちと仕事しています。

最後に

ここまで僕の記事を読んでいただきありがとうございます。Canvaの中の人に興味持っていただいて、この記事にたどり着いたのだと思います。いかがでしたか?楽しんでいただけましたか?
多少なりとも楽しんでいただけたら嬉しいです。
また、僕のTwitter宛に感想なんてつぶやいていただけたら、僕の心の栄養になってとても嬉しいです。

1つ僕からお願いができるとしたら、Canvaを使ってみてください。既に使っている方はもっと使ってください。プレゼンもパワポでなくCanvaで作ると早く、素敵なプレゼンが作れちゃいますよ!ぜひ、Canvaでプレゼンも作ってください。

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