ライブ告知4

ここは何処?わたしは誰?何故ライブ?⑤

『シロウトもシロウトなりに創る』そういう発想は私の辞書にはありませんでした。遠い昔にその頁を破いて捨ててしまっていたからです。なので、昨日書いた、「岡本太郎」と「Lさん」との偶発的なやり取りは、私にとってはとても衝撃的でした。

シロウトも創っていいのか…。創ってみようか…。

そうは言っても、音楽だけでなく映画も本も芝居も絵も避けて通ってきたため、いきなり自分の心や右脳が動くかどうか全く自信がありませんでした。それに、私の主人をはじめ、今周りにいる人は私が創ることが好きだということを知らないので、いきなりみんなから見える場所で何かを始めたら気がおかしくなったと心配されてしまう怖れもありました。

そこで、私はまだ「Lさん」しか友達のいないツイッターでそっと創り始めることにしたのです。最初は俳句、次に短歌、そして140字の超短編小説。無理をしないで短いものからスタートしました。書き始めてみると、角質がポロポロとれるみたいに言葉が出てくるので、結構いけるかもと思いました。

その一方で、「Lさん」は誰なんだろうというモヤモヤはどんどん膨らんでいきました。

ここから先は

545字 / 2画像
この記事のみ ¥ 100