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PGT-A産み分け体験談②【準備周期〜採卵周期】

前回投稿した「PGT-A産み分け体験談①」は、
採卵・移植を保険適用で行い、産み分け目的でのPGT-A(自費)を行ってくださったクリニックに出会った経緯などを記載しておりますので有料記事となっています。
こちらの記事は②としていますが、特に続きものではありません。

それでは、初診から採卵までの治療の経緯を体験談としてまとめます。
不妊治療は個人個人で治療内容が大きく異なりますが、私の体験がどなたかのご参考になれば幸いです。
(こちらのnoteの記事は簡単にまとめたものになりますので、採卵の感想や詳しい凍結結果などはアメブロの方に投稿しているのでよかったらご参考にされてください。https://ameblo.jp/candlehono/

◆準備周期◆

通院回数:初診+3回 計4回 (+夫の精液検査1回)

処方薬:フリウェル・補中益気湯(夫)

費用:約45,000円
不妊症検査を一通りと、精液検査(自費)、処方薬、自己注射説明(自費)などクリニックにお支払いした総額です。

生理開始3日目で初診を受けました。
初診では産み分けの相談をし、低温期にできる検査のみ行いました。
その後、高温期前に1回、高温期後に1回受診、精液検査(夫のみ来院)をしました。
他に、看護師による自己注射の練習・不妊に関する相談・カウンセリングを行いました。
私の場合は、AMHが年齢(30代半ば)にしては高めの数値。
エコーでも卵胞多めだったため卵巣を休ませ、卵胞を同じぐらいの大きさに育てる目的で1週間ピルの処方がありました。
服用後3日ほどで生理が始まり、その後採卵周期へ。


◆採卵周期◆

通院回数:
卵胞チェック6回+採卵日(D16)+採卵後の経過観察 2回+書類提出のみに1回
合計10回

処方:
レコベル(排卵誘発剤) D3~12
セトロタイドorガニレスト(排卵を抑える)  D8~15
オビドレル(トリガー)D14
※D16が採卵日でした。

採卵周期の費用合計:
約21万5千円
(内、約2万5千円は自費)

アンタゴニスト法で薬が多めであったこと、
採卵数や受精〜凍結胚盤胞が多かったこと、
ふりかけが多めではあったが顕微授精もしたこと、
などで、費用が高めではあったものの保険適用となり、
約19万円となりました。
(おそらく高額医療費制度の限度額が適用されていると思います)
これにどうしても自費請求がされる項目分2万5千円分がプラスされ、
合計は約21万5千円となりました。

※高額医療費制度について※
入られている健康保険によって限度額も異なるようなので、詳しくはご自身の健康保険組合にご確認ください。限度額を適用後、保険分を10万以下に抑えられる方も多くいらっしゃると思います。
(クリニック会計時に上限額でのお支払いにするためには、事前に月初めにマイナンバーでマイナ受付または限度額認定証の提示をする必要があります。)

あくまでも私の場合になりますが、採卵周期の保険適用後の保険分のお支払いの合計は約19万円でした。私の場合は夫の扶養に入っているため夫の収入で計算され、限度額が決められます。
上記で(おそらく高額医療費制度の限度額が適用されていると思う)とした理由としては、私の限度額適用認定証には区分イだと上限が約17万だと記載があったので少し多いな?と思いはしたものの、おそらく保険適用でもこの額に収まったということは高額医療費制度の限度額になっているはず、と思われるからです。
1ヶ月の間にかかった医療費の上限額なので、おそらくですが、前月の末に1回目の受診をしていて注射も処方されています。2回目以降は当月でまとめて上限額に達したと思われますが、前月の末分は上限額にプラスされて合計19万になったのかなと予想しています。
こちらに関しては、定かではなく申し訳ありません…。
採卵周期は出来るだけ月の頭から終わりまでの1ヶ月のうちにまとめられると良いと思います。私は全くこの事に気が付いていなかったので、生理の調整が出来るか先生にご相談されるのも良いと思います。

採卵結果:
採卵数…17
受精…12
胚盤胞凍結…11

PGT-A費用(自由診療のため自費):
受精卵1個あたり約11万円、
2個以上で1個あたり約10万円。
検査機関名は申し込み書類に記載があり、所在地は国内でした。
(費用などはクリニックによって異なるようです)

ひとまず費用を最小限に抑えるため2個検査に出し、お会計は受診費など合わせて約21万円でした。
(希望すれば何個でも個数を検査に出せますが、予算が限られているので私はひとまず2個のみにしました)


◆採卵周期にかかった費用まとめ◆

採卵+PGT-Aの合計のお支払い額は
約42万5千円でした。

こちらのクリニックにかかってからの
初診からのトータル費用は(準備周期での検査費用など全て合わせて)
約47万円となりました。

※こちらにこれから移植周期の費用がかかります。
(希望性の胚がなければさらに追加で検査費用がかかります)


◆今後の予定◆

PGT-A検査結果は、次回の投稿でのご報告となりますが、もし写真があれば写真付きで投稿したいと思っています。

もし今回検査に出した2個とも、正常胚ではなかったり希望の性ではなかった場合、移植が難しい胚だった場合は、今回凍結できた残り9個のうちからまた更に2個を検査に出す予定です。
私の場合は、妊娠時期をまだそこまで急いでいないこともあり、もし希望性がいない場合は凍結胚が尽きるまで2個ずつ(多くても3個)検査に出す方法を繰り返す予定です。
(検査に約3週間〜1ヶ月かかるそうなので、急ぐ場合は多めに検査をした方が良いとは思います。)
もしも凍結胚が尽きたらもう一度採卵からになります。

エージェントを通しての産み分けは多くの方が最低200万〜と言われている中、
私の通うクリニックのように保険適用の採卵ができれば、着床前診断での産み分けも約50万円〜と、大幅に費用を抑えられます。
(高額医療費制度で限度額が低めの方はさらにグッと費用は抑えられますね。)

もちろん一度の採卵では、正常胚・希望胚が獲得できなかったり、検査に出す個数が増えるとどんどん費用はかさみますが、希望すれば1個から検査することができるので(病院の推奨は2個)妊娠するまで最小限の費用で済みます。
検査する個数が少ないと、希望胚の獲得まで時間がかかる恐れはありますが、
費用が最小限で済むこと、これが最大のメリットです。

私もですが、これまで着床前診断での産み分けをしたくても費用面で躊躇していた方にとってはとても魅力的なクリニックだと思います。

こちらのクリニックの詳細に関しては、有料記事で辿り着けるヒントを公開予定です。
ただ、本気で産み分けを考えられている方を対象にしたいので、①を購入された方が優先的にご購読頂けるように、①の記事内に販売開始日時を記載します。
問い合わせが多くなったりとクリニックに迷惑が掛からないよう、1ヶ月のうちにご購読頂ける人数も先着1〜2名様に限らせて頂きます。
希望するみなさんにお教えできないのは心苦しいのですが、ご理解頂けますと幸いです。

それでは、また次回PGT-Aの結果をまとめたいと思います。
よろしければご覧ください。

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