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世界中でがんによる死亡者数は増加傾向


世界的な高齢化が拍車をかけ、がんの患者数は増加の一途をたどり、2050年までに3500万人に達するだろうとの予測が、米国がん協会(ACS)が「CA: A Cancer Journal for Clinicians」に4月4日発表した「Global Cancer Statistics 2022」の中で示されました。

これは、がんの罹患率が変わらないと仮定した場合で、
単に、高齢化が進むがゆえに、がんでの死亡が増加する、ってことです。

やはり、高齢になれば、がんになりやすくなる。
また、高齢になれば、十分な癌治療ができなくなる(体が耐えられない)。


ちなみに、こんな記事もありました。

2022年において世界中で最も診断数が多かったがんは肺がんの約250万人(全がん症例の12.4%)であり、次いで、女性での乳がん(11.6%)、大腸がん(9.6%)、前立腺がん(7.3%)、胃がん(4.9%)の順だった。肺がんは、がんによる死亡の原因としても最も多く、2022年には180万人(がんによる死亡者の18.7%)が肺がんにより死亡していた。肺がんの次には、大腸がん(9.3%)、肝臓がん(7.8%)、女性での乳がん(6.9%)、胃がん(6.8%)による死亡者が多かった。新規罹患者数と死亡者数が最も多かったがんは、男性では肺がん、女性では乳がんだった。


おそらく、このように罹患率の高い癌腫に対しては、科学の進歩で治療方法も進化するでしょう。でもやはり高齢者でも耐えられる低侵襲であること、ってのはがん治療では大切になります。

僕は、カテーテルを用いて、ガイドラインで太刀打ちできそうもない患者さんに対して積極的に治療をしていますが、この治療のよいところのひとつは、低侵襲、ってことでしょう。高齢者でも、体の負担が極めて少ないってことは、今後のがん治療のなかで大きなメリットになります。

また上記のような症例の多い肺がんや乳がん、ではない
希少がんや症例数の少ないがんの場合、ガイドラインがあったとしても
治療法はこれから何年、何十年経っても
症例数の多いがんよりも治療が発達しないでしょう。

がんカテは、このような症例数の少ないがんでも、得意とするケースが多々あります。

実際に、当院では肉腫やGISTなど珍しい悪性疾患に対しても治療成績があります。

このような、症例が少ないがんでもちゃんとガイドラインがあります。
ただ、治療法が少ないことも事実。

遠慮なく、うちに相談に来てください。





2022年において世界中で最も診断数が多かったがんは肺がんの約250万人(全がん症例の12.4%)であり、次いで、女性での乳がん(11.6%)、大腸がん(9.6%)、前立腺がん(7.3%)、胃がん(4.9%)の順だった。肺がんは、がんによる死亡の原因としても最も多く、2022年には180万人(がんによる死亡者の18.7%)が肺がんにより死亡していた。肺がんの次には、大腸がん(9.3%)、肝臓がん(7.8%)、女性での乳がん(6.9%)、胃がん(6.8%)による死亡者が多かった。新規罹患者数と死亡者数が最も多かったがんは、男性では肺がん、女性では乳がんだった。

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