運転の思い出①
自動車免許を取り立ての頃の話です。自宅に戻って来た時、ちょうど来客がありました。そのお客さまの車が、いつも私が車を停める場所の近くに停めてありました。
『邪魔だな…』と思いながら、何とかいつもの場所に辿り着けた所までは良かったのですが、何となく自分の停め方が気に入らない。そこで、少し幅寄せをしようとバックしたところ、お客さまの車に当ててしまいました!
慌てて確認したところ、テールランプにヒビが…最初からヒビがあったのか、私のせいでヒビが出来たのか、分かりません。
グズグズしているうちに、お客さまがニコニコしながら出てきました。とっさに、青ざめた顔で『またどうぞ。』と見送ることに。そのまま上機嫌でお帰りになられました。もちろん、テールランプのヒビには気づかずに…。
あれから相当経ちますが、テールランプの事で苦情が来たという話は聞いたことがありません。
『まあ、いいか。』と知らぬが仏で現在に至ります。『完全犯罪が上手くいった時ってこんな気分かな?』なんて時々思ったりしています。
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