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身に着けるものは守るもの

身に着けるものによって、その日の気持ちが変わる。

新しい服や、気に入った服、冠婚葬祭の時のみ袖を通す着物を身に着けた日は、気持ちも引き締まり、自分に自信が持てる。

逆に、急いで選んだ適当な服や、あまり気に入っていない服を着た日は、何だか自信がなく、本来の自分の力を発揮できなかったりする。

外見がきちんと決まると、それに合わせて内面も引っ張られ、自信に繋がっていく。

何においても、どうして良いか分からない時は、とにかく形から入ってみると、道がついたりする。

今年の目標:『自分に自信を持たせてくれるものを身に着ける

常日頃、実感していることだから、これなら今年以降も続けていけそうな気がする。

ちょうど、お正月休みに読んでいた小説にも、下記の記述があった。

『衣服とは、裸という無防備極まりない状態から身を守るための鎧』
(出典:『ありふれた愛じゃない』 著者:村山 由佳)

出会うべくして出会った文章かも…と納得してしまった一文。

そして、同時に思い出したのが、ヘッダー画像のシーン。
『サイファはいつでもあたしを守る物をくれる』
(出典:『CIPHER』 著者:成田 美名子)

身に着けるものは、身を守(護)るもの。

そしてそれは、自分の気に入ったもの。

服だけでなく、靴、バッグ、小物、髪型に至るまで、自分を引き立ててくれるもの。

高価である必要はなく、気持ちの問題。

身に着けているだけで、自分を守り、自信を与えてくれるもの。

きっと誰にでも、そういうものが、あるのかも知れない。

お守りのように、自分を守るものを増やしていく…。

本年も、宜しくお願い致します。


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