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聖籠町で落語

日曜は実家の母と聖籠町文化会館で行われた「せいろう はまなす寄席」へ行ってきました。

聖籠町は実家のある新発田市のお隣。果樹栽培が盛んで、今の時期はぶどうだけど初夏はさくらんぼが名物ですな。佐藤錦マジで美味いぞ。
いいとこだけど貨物線しか通ってないから電車の駅はない。ちなみに新潟で旅客駅がない市町村は佐渡と粟島と聖籠だけらしい。ま、佐渡と粟島は離島だからねぇ。
だけど新潟東港から船に乗るレアな車輌が見られたりするマニア向けスポットでもあるそうな。釣り好きで東港がメインだった父はたまに鉄道車輌運搬を見かけてたとか。
平成の市町村合併でどことも一緒にならずに残った町で、新潟東港があってその周辺には大きな企業も多く、地方交付税とかもらってないくらい町そのものがお金持ち・・・らしい。よくわからんけど。
ゆえに公共施設も充実していて、文化会館も座席ゆったりでなかなかいい感じ。ただ建ってからそこそこ経ってるせいなのか、お手洗いが圧倒的に和式が多いのがちょっとねぇ。足のむくみを抱えている私や膝を痛めたことのある実家の母はちょいと困るのですな。

さて本題。
前座は林家さく平さんで「牛ほめ」。笑点でおなじみ林家たい平師匠の息子さんなんだとか。なぜかお父さんのゴルフ番組をほぼ毎週観ているワタシ。

その次は春風亭小朝師匠。今日の出演者を考えればトリなんじゃないの?とちょっと驚き。噺は「扇の的」。源平合戦で誰でも知ってる有名な扇の的の話と大谷翔平選手を絡めてたりしておもしろかった。

15分休憩の後はテツandトモ。ご当地ネタも織り込んでくるあたりはさすがのおもしろさ。オリジナルソングも披露し、終演後にCD販売コーナーに立っていたけど、2人とも思っていたより背が高かった。

浪曲の玉川太福さん。新潟市東区出身なんだそうで、浪曲の演台を覆う幕の柄も万代橋。ちなみに幕の正式名称は「テーブル掛け」だそうな。演じたのは「清水次郎長伝」より「石松代参」。「食いねぇ食いねぇ寿司食いねぇ」「神田の生まれよ」でお馴染みですな。そういや半年前に亡くなった父も浪曲好きだったんだよなぁ~とか思い出したり。

トリは春風亭昇太師匠。小朝師匠が最初だったのは「早く帰りたいから」と暴露してました。もう新幹線の乗ってるからと言いたい放題でした。笑点の裏話からの噺は「ストレスの海」。おもしろかったです。

帰りの車の中で母と感想を話しながら帰宅。当分チケット買ってのお出かけ予定はないけれど、また何かあったら出かけたいな~。

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