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飛行機雲

飛行機雲はこれまで何度も見てきているけれども、夕焼けの飛行機雲は斜めからの光が当たるせいか立体的に見える。
そういうのを眺めていると、自分の意識が上空高く飛んで飛行機雲のそばに行ったかのような感覚に陥るのが不思議。

<このカットに少なくとも3スジの飛行機雲が写っている>

平和な時代にはのどかに見える飛行機雲だけれど、戦争中の飛行機雲は恐怖の対象だったという。

<カラーブックス「雲の表情」(伊藤洋三著)より>

戦争中であろうとも、空は今の空と同じもの。
今の時代の飛行機雲を見た後にこのモノクロの写真を見ていると、モノクロがだんだんカラーに見えてきて、昔の風景が現在の風景と地続きであることを感じさせられる。

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