フユキ/西川冬旗

ストロボが無いと死んでしまうんです、というくらいのストロボ写真愛好家。メインカメラはS…

フユキ/西川冬旗

ストロボが無いと死んでしまうんです、というくらいのストロボ写真愛好家。メインカメラはSONY α7RV

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現物を写真に変えるためのストロボライティング

ボクが写真を撮る目的の1つは、現物を残すため。 撮るものは、「花」、「女性」、「カメラ」。 花は、いずれ枯れる。 女性は、いずれ老いる。 カメラは、いずれキズだらけ…

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健康指導の食事記録撮影

去年の定期健康診断の血液検査でフォロー対象となってしまい、現在は勤務先指定の健康指導を受けている。そのプログラムの1つに、食事記録を取るというのがあり、毎回食べ…

ストロボライティングで撮る花073(青山花しょうぶ園)

2週間前に訪れた時には紫色の花ばかりだったハナショウブ、再訪した今日は明るい色が多く見られた。 ちなみに今回も晴天ピーカンで撮影難易度が高い。 けれども今回は、…

ストロボライティングで撮る花072(兵庫県立フラワーセンター)

フラワーセンターに行く途中でよく目に付くのが善防山。 そこには目立つ1本の大きな木が生えており、いつかそこに行ってみたいと思ってるけれども、いつもクルマから眺め…

ストロボライティングで撮る花071(日岡山公園)

加古川市の日岡山公園、第二駐車場に隣接したところにハナショウブが植えられた一角がある。ここも何年か通ってる場所だけれど、こんなに見事なハナショウブ園なのにあまり…

失敗写真の救済(ブレ修正)

●失敗写真の要因 写真撮影で失敗となる要因として、「露出過不足」・「ピンボケ」・「手ブレ」がある。 (※もちろん、構図やライティングの失敗などもあるが、ここでは…

ストロボライティングで撮る花070(青山花しょうぶ園)

地元有志の方々が、休耕田にハナショウブを植えてイベント化した「青山花しょうぶ園」、今年も行ってみようと思ってたけど、いつからやってるのか分からない。去年の写真の…

レンズの映り込みを作る方法

●現在のカタログ写真を見ると 各カメラメーカーの製品カタログを見ると、レンズ部分には美しい映り込みがあって、まさに"カタログ写真"という写りである。ボクがカメラ…

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UFO事件現場50年

1974年に仙台市で起きたUFO遭遇事件がある。 これは「UFO目撃多発地帯(矢追純一著)」や雑誌「UFOと宇宙1976年10月号」に載っており、目撃者の数が多く証言もかなり具体的…

ストロボライティングで撮る花069(艫神社)

バラで有名な艫神社(ともじんじゃ)、去年も掲載したと思うけれど、今年もバラの季節がやってきた。 バラだけでなく、シャクナゲやツツジもまだ咲いていた。 咲き残って…

一眼レフの到達点「Nikon F3」

前にも似たようなことを書いたかも知れないが、こういうのは何度でも書いておきたいので気にせず今回書いておくことにした。 ●当時の最先端メカトロニクスカメラ ボクが…

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ストロボライティングで撮る花068(かみね公園)

かみね公園に小さな花壇が2カ所あるんだけど、1カ所は昔からロープが張ってあって入れないようになっている。 なので、いつもここで写真を撮る時は周りから撮っていた。 …

高萩駅40年

昔の駅舎と言うと、いかにも古びた駅を想像してしまうが、よく見るような普通の駅舎でも意外と歴史が古いということがある。 というわけで、たまたま立ち寄った常磐線の高…

飛行機雲

飛行機雲はこれまで何度も見てきているけれども、夕焼けの飛行機雲は斜めからの光が当たるせいか立体的に見える。 そういうのを眺めていると、自分の意識が上空高く飛んで…

もてぎ町内散策~高解像機材で撮影

先日書いた記事「同じレンズ2本買うまでの経緯(https://note.com/cam_fuyuki/n/ndfe86df5b279)」では、開放でも隅から隅までシャープな写りをするTAMRON28-200mmレンズを…

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ストロボライティングで撮る花067(井吹台)

神戸市の西区はあちこちに整然と区画された新興住宅地のエリアがいくつもあり、その中でも井吹台はツツジが多く、季節になるとビックリするほど。 そのほとんどは、オーソ…

現物を写真に変えるためのストロボライティング

現物を写真に変えるためのストロボライティング

ボクが写真を撮る目的の1つは、現物を残すため。
撮るものは、「花」、「女性」、「カメラ」。
花は、いずれ枯れる。
女性は、いずれ老いる。
カメラは、いずれキズだらけになる。
現物がずっとそのままでいないのであれば、写真として残しておきたい。
本当にやりたいことは、写真を残したいのではなく、現物を残したいのだ。それができないのであれば、せめて写真で現物を残したい。
そのためには、色や立体を正確に写し

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健康指導の食事記録撮影

健康指導の食事記録撮影

去年の定期健康診断の血液検査でフォロー対象となってしまい、現在は勤務先指定の健康指導を受けている。そのプログラムの1つに、食事記録を取るというのがあり、毎回食べる前に撮影して、専用アプリに登録しなければならなくなった。

今、一人暮らしなのでスーパーの総菜が多くなりがち。
唐揚げとかフライとか油ものが多いので、なるべく減らそうとは思っている。
それはともかく、問題は写真撮影。撮影場所が無いのが困っ

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ストロボライティングで撮る花073(青山花しょうぶ園)

ストロボライティングで撮る花073(青山花しょうぶ園)

2週間前に訪れた時には紫色の花ばかりだったハナショウブ、再訪した今日は明るい色が多く見られた。
ちなみに今回も晴天ピーカンで撮影難易度が高い。

けれども今回は、前回の失敗の反省を活かして有害な太陽光を弱めるND16フィルターを装着した。これでストロボの光だけがライティングに反映することになる。

全体にすのこが敷かれていたけど、もう土が乾いているので、地面に降りても靴が泥だらけになることはない。

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ストロボライティングで撮る花072(兵庫県立フラワーセンター)

ストロボライティングで撮る花072(兵庫県立フラワーセンター)

フラワーセンターに行く途中でよく目に付くのが善防山。
そこには目立つ1本の大きな木が生えており、いつかそこに行ってみたいと思ってるけれども、いつもクルマから眺めるだけ。

●ネオレゲリア

●ラン

●チランジア

●カシワバアジサイ

●マンデビラ

●ツルニチニチソウ

●ヒルザキツキミソウ

●アジサイ

フラワーセンターの周辺が田畑で、その農業用水を溜めている池がここの中心に位置している。

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ストロボライティングで撮る花071(日岡山公園)

ストロボライティングで撮る花071(日岡山公園)

加古川市の日岡山公園、第二駐車場に隣接したところにハナショウブが植えられた一角がある。ここも何年か通ってる場所だけれど、こんなに見事なハナショウブ園なのにあまり人がいない。
確かに、この場所は公園本体から外れた場所にあるので気付かれないのかも知れない。実際、加古川市に近い所に住んでる同僚に訊いたら、「日岡山公園にそんなところあった?」と言われてしまった。

それにしても、やっぱり直射日光が当たる快

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失敗写真の救済(ブレ修正)

失敗写真の救済(ブレ修正)


●失敗写真の要因

写真撮影で失敗となる要因として、「露出過不足」・「ピンボケ」・「手ブレ」がある。
(※もちろん、構図やライティングの失敗などもあるが、ここでは単に機能的失敗の話に限定する。)

撮影時にこれらの失敗が無くなるようにカメラの機能も発達し、「AE」・「AF」・「手ブレ補正機能」が開発されてきた。

しかしながらいったん撮影されてしまった失敗写真、特にフィルム撮影の失敗写真は救済方

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ストロボライティングで撮る花070(青山花しょうぶ園)

ストロボライティングで撮る花070(青山花しょうぶ園)

地元有志の方々が、休耕田にハナショウブを植えてイベント化した「青山花しょうぶ園」、今年も行ってみようと思ってたけど、いつからやってるのか分からない。去年の写真の日付を見てみようと探してみたけどなぜか見付からない。

まあ今日から6月なので、やってるだろうと思って行ってみたら、案内板には6月1日開園と書いてあった。どうやら今日オープンということだった。

行ったのは午前中で、テントをこれから張ってい

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レンズの映り込みを作る方法

レンズの映り込みを作る方法


●現在のカタログ写真を見ると

各カメラメーカーの製品カタログを見ると、レンズ部分には美しい映り込みがあって、まさに"カタログ写真"という写りである。ボクがカメラのブツ撮り撮影を始めた時、この映り込みを実現させることから臨んだ。いわば、カメラ撮影の基本であり、要(かなめ)でもある。

●昔のカタログ写真を見ると

しかしながら、この映り込みは昔の製品写真には見られなかった。
例として1960年の

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UFO事件現場50年

UFO事件現場50年

1974年に仙台市で起きたUFO遭遇事件がある。
これは「UFO目撃多発地帯(矢追純一著)」や雑誌「UFOと宇宙1976年10月号」に載っており、目撃者の数が多く証言もかなり具体的で詳細に語られているため、ボクとしても以前からかなり関心を持っていた。

当時は九州に住んでいたのでさすがに仙台は遠く現地まで見に行くことはできなかったが、今は比較的近く、そして行動範囲も広がったので、2023年5月に行

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ストロボライティングで撮る花069(艫神社)

ストロボライティングで撮る花069(艫神社)

バラで有名な艫神社(ともじんじゃ)、去年も掲載したと思うけれど、今年もバラの季節がやってきた。

バラだけでなく、シャクナゲやツツジもまだ咲いていた。
咲き残っているというよりも、今が見頃みたいな咲き方。

一眼レフの到達点「Nikon F3」

一眼レフの到達点「Nikon F3」

前にも似たようなことを書いたかも知れないが、こういうのは何度でも書いておきたいので気にせず今回書いておくことにした。

●当時の最先端メカトロニクスカメラ

ボクが「Nikon F3」という一眼レフカメラを最初に知ったのは、科学雑誌Newtonの最先端メカニズム紹介コーナーだった。精密な機械と高度な電子制御(アナログ-デジタルIC)を組み合わせた、いわゆるメカトロニクスの塊のその一眼レフカメラは、

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ストロボライティングで撮る花068(かみね公園)

ストロボライティングで撮る花068(かみね公園)

かみね公園に小さな花壇が2カ所あるんだけど、1カ所は昔からロープが張ってあって入れないようになっている。
なので、いつもここで写真を撮る時は周りから撮っていた。

ところが今日も外から撮っていたところ、ちょうど手入れをしているおばさんがこちらに来て、「中に入って撮っていいですよー。」と言ってくれた。
(その人がこのページ見てくれるといいけど)

●シラー・ペルビアナ

●オルレア

●シノグロッサ

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高萩駅40年

高萩駅40年

昔の駅舎と言うと、いかにも古びた駅を想像してしまうが、よく見るような普通の駅舎でも意外と歴史が古いということがある。

というわけで、たまたま立ち寄った常磐線の高萩駅。
ここは明治時代の開設当時の駅舎そのままかは分からないが、少なくとも40年前の駅舎図鑑には全く同じ建物が写っていて驚く。

それでも昔の写真が古ぼけて見えてしまうのは、やっぱりモノクロ印刷であることの影響が大きいせいかと思う。それだ

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飛行機雲

飛行機雲

飛行機雲はこれまで何度も見てきているけれども、夕焼けの飛行機雲は斜めからの光が当たるせいか立体的に見える。
そういうのを眺めていると、自分の意識が上空高く飛んで飛行機雲のそばに行ったかのような感覚に陥るのが不思議。

平和な時代にはのどかに見える飛行機雲だけれど、戦争中の飛行機雲は恐怖の対象だったという。

戦争中であろうとも、空は今の空と同じもの。
今の時代の飛行機雲を見た後にこのモノクロの写真

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もてぎ町内散策~高解像機材で撮影

もてぎ町内散策~高解像機材で撮影

先日書いた記事「同じレンズ2本買うまでの経緯(https://note.com/cam_fuyuki/n/ndfe86df5b279)」では、開放でも隅から隅までシャープな写りをするTAMRON28-200mmレンズを2本買うまでのことを紹介した。

このレンズと、6,000万画素の高画素機を組み合わせることで、とてつもない情報量を持つ写真を撮ることができるようになったわけだ。
なぜこのような高解

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ストロボライティングで撮る花067(井吹台)

ストロボライティングで撮る花067(井吹台)

神戸市の西区はあちこちに整然と区画された新興住宅地のエリアがいくつもあり、その中でも井吹台はツツジが多く、季節になるとビックリするほど。

そのほとんどは、オーソドックスな柄のヒラドツツジだけど、丹念に探していくと、たまに斑(ムラ)入りの株が見付けられる。
近くにはマルアイがあって、買い物ついでに斑入りツツジを探すのが楽しい。

ちなみに、マルアイの第二駐車場脇にヒルザキツキミソウが咲いている。

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