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続・育休から復帰する難しさ(家庭編)

前回の記事を書いてから、思い出したことがあったのでその続編である。育休から職場復帰した影響は、家庭にもあった。

妻との、育児スキル格差だ。

妻は産後から育休を継続している。僕が育休から職場復帰してから、子どもは1日の大半を妻と過ごす。

生後6ヶ月を迎えるわが子は、遊び方のバリエーションが増えてきて、おもちゃで遊んだり絵本やYouTubeを見たりして、分からないなりに楽しんでいるようである。

家で一緒に過ごす時間が長い分、子をあやしたり落ち着かせたりする方策の幅に、夫婦間で差ができてしまった。

仕事も家庭も中途半端になっている

仕事にも気持ちを乗せ切れず(これは自分の問題)、さらには家庭にかけられる時間も物理的に減ってしまった。

どちらにも全力を注げなくなり、どちらも中途半端な状態となっている。

職場に行けば仕事10割の人がいて、家には家庭10割の妻がいて、自分はどちらも6〜7割程度。

複雑な気持ち

日中の家事育児を妻にすべてお願いしているので、負担も同様に高まっている。だから本来、うだうだ言ってないで感謝すべきところなのだ。

わかってはいるけれど、悔しさと悲しさの入り混じった複雑な気持ちになる。

寝かしつけがうまくいかないときに掛けられる、優しさであるはずの「代わろうか?」が、たまに辛い。

そう思うと、前時代的だと決めつけていた「男は仕事、女は家事育児」というのも、それぞれが持ち場にフルコミットできるという点であながち悪くないのではとすら思えてくる(本当はそうは思いたくないのだが)。

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