見出し画像

育児ライフのスタートダッシュを切るために

前回、育休について考えていることを書いた。

そのなかで触れた「出産前後の入院中に育児慣れしておく」ということが、育児のスタートダッシュを切る上でとても有効だと感じている。少し具体的に整理してみたい。

というのも、これからパパになる人(とその奥さま)にアドバイスを求められたとしたら、まずこれを挙げたいのだ。

毎日面会に通うこと

出産直後の入院中は毎日面会に通い、一通りの育児ムーブを習得することをおすすめする。

抱っこ、ミルク、げっぷ、哺乳瓶洗浄、おむつ替え、着替え、沐浴、寝かしつけ…。ほかにもおむつの買い出しに行くとか夜泣きで強制的に起こされるなども体験できると尚良い。

入院中にこれらを習得すべきメリットは大きく2つある。①プロの指導を受けられることと、②夫婦間で育児スキルの格差を縮められることだ。

プロの指導を受けられる

入院中であれば、いつでも助産師さんからアドバイスをもらうことができる。

初めての抱っこはぎこちなくて落としてしまうのではないかと不安になる。授乳後のゲップをさせるときには息を止めてしまわないか、命を預かる危険を感じる。寝かしつけには背中をトントン叩くといいと聞くが、どんな強さで叩けばいいのだ…?

助産師さんに聞けばそんな不安を解消してくれる。いつでも質問でき、指導してもらえるのはとても心強かった。

今はYouTubeでも手軽に情報を得られるが、子どもは本当に千差万別だ。目の前で実践してもらえることの価値は大きい。

育児スキルの格差を縮められる

おそらく、何もしなければ妻側に育児が偏り、妻側の知識やスキルばかりが向上することになる。

知識やスキルにひとたび偏りが生まれると、その格差はどんどん広がっていく。意識せずとも主従関係、指示を仰ぐような関係性になってしまうのだ。

先のnoteで書いたように、出産直後のもの妻を休ませるために夫は全力を尽くすべきだ。

妻には身体を休めることに専念してもらい、基本的な育児動作は自分がまずマスターして、あとで妻に教えてあげるくらいの気持ちで、入院期間を過ごせるとよい。

入院期間は、父親になるための移行期間

肉体的な変化や痛みを伴わない男性は、父親になった実感を得づらいものだ。出産直後の過ごし方次第で、父親としての自覚レベルが大きく変わる気がしている。


この記事が参加している募集

育児日記

サポートは子どものミルク代に使わせていただきます🍼