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ふたりの目線で家事はもっとよくなる

我が家では、家事の分担にあまりはっきりとした線引きをしていない。暗黙のうちに主担当が決まったようなものもあるがわりと流動的で、そのとき空いている家事を行うような形になっている。

この分業は意図的ではなく、いつの間にかそうなっていた。

ただ、得られたメリットもあることに最近気がついたので、今後も夫婦で入れ替わり対応することになると思う。

知らぬ間に、家事のクセ

家事にはクセが出る。面倒だと感じるポイントも人それぞれだ。そのため、片方だけが担い続けていると、見落としてしまうことがある。

ふたりで流動的に行うことで、相手が見落としたことを拾えるようになる。

例えば、掃除。妻は棚を隅々まできれいにする一方、家具のスキマには無頓着。夫はスキマの汚れに目を光らせているが、棚にはあまり手を触れない。

片方だけが掃除を担い続けると、そのクセによって汚れの溜まる部分が生じてしまう。

例えば、料理。夫は肉と野菜が中心の料理を好んで作り、妻は魚と豆類が中心の料理を作る。

片方だけが料理を担い続けると、好みによって偏りが生まれてしまう。好き嫌いによって、使われない食材もあるはず。

家事の分業を明確にしすぎると、担当する人のやり方がすべての結果に現れてしまう。

異なる特性や好みで家事に向き合うことができれば、家庭がバランスよく回るようになるのだと感じている。

いちばん大事なこと

なお、これを実現するために大事なのは、大らかな心で接すること。できていないことを責めるのではなく、「自分がカバーしておいてあげよう」と思える寛大さと助け合いの心を持っていたい。

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