家族を写真に残そう(初心者のカメラ選び編)
子どもと妻の写真をたくさん撮りたいと思った(正確には、撮れていなかったと反省した)。
そこで一つ、「いいカメラ」を買ってみて、いい写真を撮るモチベーションにしよう意気込んだ。
いろいろと調べるうちに、カメラへの期待と熱が高まり、ついに購入するに至ったのでその記録。
事前に考えていたこと
初心者向けのnoteやブログを漁り、以下の点は事前に固めていた。
・予算10〜15万円
・中古でOK
・ミラーレス一眼が、コンパクトでよさそう
・少し古くてもいいからグレードの低くないものを
・センサーサイズはAPS-Cまたはマイクロフォーサーズ(フルサイズは不要)
・最後はフィーリングで決めること
・店での滞在時間は2時間まで
(カメラ店のサイトや比較サイトは中立的で特徴を捉えるにはわかりやすいのだが、逆に言えばどっちつかず。それよりもカメラ好きの個人ブログのほうが、スタンスがはっきりしていて参考にしたいと感じた。)
やらないと決めたこと
・店頭で細かく調べない(フィーリングに反する)
・子どもと妻を撮ることに適さないものは選ばない(広角レンズとかにも惹かれちゃう)
いざお店へ
ここまでのことを事前に決めておき、地域では比較的規模のあるカメラ専門店へ足を運んだ(家電量販店ではない)。
予習をして店に行ったつもりだったが、いざ店に並んだカメラを見ると、何がなんだかわからなかった。特に中古品コーナーでは説明書きなどなく、ラベルに記された品番を見るのみだった。初心者には難しい…。
店員さんに声をかけ、初心者であることと、被写体は生後間もない子どもであること、エントリーモデルより少し上のグレードで探している旨を伝えてレクチャーしてもらった。
はじめに案内されたのはレンズ。被写体が子どもであることから、標準のズームレンズを中心にズームできる範囲を見て、ほしいものがあるか探すよう提案された。
なぜボディよりレンズが先だったのかは諸説あるようだ。自分なりに推測すると、レンズによってズームできる範囲もまちまち、かつ中古でラインナップも限られるなかで、望むズーム範囲を先に決めておくと、その後のボディ選びがシンプルになるのかもしれない。
標準のズームレンズがだいたいどのメーカーでも、2〜4万円だとわかったので、ボディは10万円弱かなと見立てる。
たしかに、先にレンズを見ておくとボディの価格帯をイメージしやすい。この順番でよかったかもしれない。
次に、ボディ。
なんとなく、グリップが付いているほうが使いやすそうだ。あとは、ファインダーで覗いて撮るのがいいな。色はシルバーよりもブラックのほうが好みだ。
見た目の条件はこんなところ。ただそこから先は正直、ぱっと見では違いがほとんどないように思えた。
手に取ったら何かわかるかと期待したが、重さと触り心地がやや違うくらい。シャッターを押してみても、そこまで大きな違いを感じられなかった。
困った。フィーリングで決めようと思っていたが、何を感じたらいいのかわからない。
結局、ショーケースを見て最初に立ち止まり、最初に触らせてもらったオリンパスのものを買うことにした。ファーストインプレッションを信じた。
あれこれ考えるよりも、とにかく始めることが大事だと思っていたので、余計なことを考えるのはやめた。(あとは、早く帰らないといけないから、もう腹を決めた。)
ちなみにこれは個人的な志向なのだが、最大手ブランドを避ける傾向がある。なんとなくのメジャーなイメージから無意識に、キヤノンやニコン、ソニーを後回しにしたのかも。なんとなく、オリンパスかフジフイルムがいい気がした。
最終的に選んだのがこちら
フィーリングで選ぶと決めていたから、売り場ではネット検索をしなかった。が、選んだ機種がどんなものなのかは内心ドキドキしていた。
あとで調べてみたところ、発売当時はフラッグシップモデルで、それなりの中上位機種だった模様。
家に帰ってから調べてみると、当機を推す記事がたくさん出てくる。いい買い物をしたものだと、自分を正当化した(酷評ばかりじゃなくてよかった!)。
決意をしたためた過去記事はこちら。
カメラ(という機械)ではなく、写真にハマれるといいな。
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