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言葉で本当に渡したいもの

言葉を扱う難しさ。
相手に言葉が届かなくて悲しい思いをしたことはありませんか。
相手を傷つけようと思って使った言葉ではないのに、誤解されてしまった経験とかも。

たとえば「愛しているよ」の言葉。
失恋したばかりの人が読んだら、悲しい気持ちになりはしないだろうか。過去の恋愛を思い出し、結局は思いが相手に伝わっていなかった切なさ。
恋愛真っ最中で、ウキウキした気分のときには、さらに幸せに包まれた気持ちになるだろう。
それとも、浮気性な相手に発せられた言葉だとしたら。白々しい気持ちでその言葉を受け取るかもしれない。

受け取る人の性格、置かれた状況などさまざまな要因によって、同じ言葉でも捉え方は違ってくるだろう。

しいたけ占いの「しいたけ.」さんの言葉が今の私の心にずしんときた。

この「しいたけ.」さんのnoteは、「人との出会い」について書かれたものだけれど、「言葉との出会い」もそうではないかと思ったのだ。

「言葉」との出会い。
どんなに言葉を尽くしても、伝わらなかった思い。
時計を巻き戻しても、伝わる可能性はないかもしれない。
そこで発せられた言葉が、お互いのすれ違いの原因になり、お互いに傷つくこともあるだろう。

その経験が次の「言葉」を活かすことにつながればよい。
そう思って心の荷を下ろすしかない。
少しでもよりよい方向へ行くことを願って、前進していくしかない。

自分が言葉によって誰かを傷つけてしまうかもしれない。
この怖さに向き合っていく。
しかし、私が「しいたけ.」さんの言葉によって勇気づけられたように、私の言葉で誰かを励ますこともできるかも。
そう強く願って前に進む。

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