不登校の子をもつ「妻」から「夫」へ。
大人になると増える役割
人は大人になると様々な役割を得ます。
子供、友人、恋人、後輩、先輩、同僚、知人、上司。
コミュニティが広まるほど、自分の役割は増えていくものです。
その中で一番実感しずらい役割が「父親」ではないでしょうか。
「夫」と「父」
母親は母体で子の成長を実感します。
これが母親になる準備期間にもなります。
しかし、父親はどうでしょう。
パートナーが妊娠しても「社会人」としての役割が以前として強く残ります。
経済的に支えてとなってくれていることは承知です。
けれど、
結果「夫」という役割を維持したまま、
「父」という役割を実感しずらく「親」となります。
ずれる役割の重さ
「母」となった「妻」とはズレが生じます。
「夫」でもあるし「父」でもある男性。
「妻」でもあるし「母」でもある女性。
そのバランスが保てないと家庭は崩れ出します。
「親」としての二人
うまくいく家庭もあるかもしれません。
けれど、子が不登校になったとき、家庭を一番支えられるのは「父」「母」含めた両親です。
その覚悟をもって親となってほしいのです。
「夫」を捨てる必要はありません。
パートナーと二人だけの親密な関係は私もいつまでも持っていたい。
けれどその上で、家庭で新しい役割を得たことを実感してほしい。
私(女性)だけでは、母になれなかったのだから、
あなた(男性)もどうか、父をしてほしいのです。
一緒に親となって、子を見守ってください。どうかお願いします。
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