見出し画像

“Have You Ever Seen the Rain? (雨を見たかい) / Creedence Clearwater Revival (CCR)”

[RADIO DAYZ] 1971 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル (CCR) はUSのロックバンドで、単純明快なロックンロールをベースとしながらも、南部寄りのサザン・ロックの先駆けでもあり、やや泥臭いサウンドはスワンプ・ロックの代表ともいわれています。4年間余りの短い活動期間でしたが、ヒット作も多く、1993年にロックの殿堂入りします。

そんな彼らの1971年のシングル「雨を見たかい」は、1970年リリースのアルバム『Pendulum』に収録されています。ベトナム戦争で世界中から批判されたナパーム弾攻撃を雨に見立てた反戦ソングと言われていますが、本人たちは否定も肯定もしていないとのことです。とはいえ当時の米国内では反戦ソングだとして放送禁止になりました。戦争当事国なので反戦運動は反政府活動になりますからね。

・・・(Rain) coming down on a sunny day
これは、そう認定されても仕方ありませんね。

当時小学生だった私には、そんなメッセージの意味など理解できるはずがありません。イントロのギターのフレーズの格好良さだけで「この曲好き !!」となりました。当時も今も、曲の背景については曖昧なままの方が幸せなのかもしれませんね。

バンドはメンバーの兄トム・フォガティと弟のジョン・フォガティの確執から、このアルバムを制作した後にトムが脱退し、後に解散に至ったようです。

弟ジョンはその後、ミュージシャン・音楽プロデューサーとして活躍します。1985年にはアルバム『センター・フィールド』でビルボードチャートの1位を獲得しています。

音楽に社会的なメッセージを込めるのは有りだとは思います。しかしそのメッセージと音楽性は違うのかなとも思います。この辺りは個人差ありということでお願いします。


夢中になってラジオを聞いていた頃の思い出をこちらでも語っています。

この記事を読んでくださった方の思い出などもコメントして頂けたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?