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立ち位置としての本

おはようございます😃
kohです。

いつもの平日に仕事で嫌なことがあると
ついついそのことばかりに
固執してしまいがちです。

なんとか気を紛らわすために
昔はテレビを見たり、家族と何気ない
会話を楽しんだりしたものです。

現在は単身世帯が増え続けています。
コロナ禍を通して
ますます、人と人の距離が精神的に
離れていくように感じます。

私は家に帰ると
気を紛らわすことは
スマートフォンかテレビになります。
その他に書籍(小説や自己啓発、古典さまざま)や最近ですと新聞や雑誌も読もうとします。

スマホのインターネットの情報だけでもたくさんあります。
テレビなら民放やNHK。また、BSも見やすい範囲になります。

気持ちが嫌なことに固執している時に
そのような色んなコンテンツに囲まれると
逆に気持ちが乱れてしまいがちです。

あるとき、テレビを見ようとしました。
画面の中には見知らぬ若い芸能人の方たちが出演しています。それを観ると
「あんなふうに明るく振る舞わないと」と
自分を責めてしまいたいようになってしまいました。

逆に私は本棚から本を取ってみました。
題名は「読書する人だけが辿り着ける場所」(齋藤孝、著。SB新書)
という本です。

この本は何度か繰り返し読んでいることもあり
内容がすんなり思考に入ってきます。

TVと書籍。
何が違うのか?と感じてしまいました。
なんだか部屋の中で
ちゅうぶらりんな気持ちです。

逆にここで質問です。
私たちが昔から親しんだコンテンツは
TVそれとも本?
どちらでしょう?

それは私にとっては
考えなくても「本」です。


昔は伝えるには
「口伝」と言って話して伝えるしかありませんでした。
(古事記なども口で話した内容を改めて文字に残したものです)
それから「本」は現在まで残っています。

外国には「ブックセラピー」というのがあるそうです。
悩む人に対してカウンセラーが
その人に適した「書籍」を提供するセラピーの一つなのです。

基本的に、本を読む効果は
2つあります。

1、TVやネットは受け身の情報。文字は能動的に得る情報である。

2、本は読むだけでも精神的に穏やかになることが心理的実験で証明されている。
この2つです。

「本」は人生の苦しみにすぐの効果は期待できません。
困った時はインターネットで調べたほうが
すぐに対処できる利点もあります。

それでも、それが可能なのは「本」などで身につけられる読み書きの力(リテラシー)がその人に備わっているからです。

人生の意味に
ぶつかった時に一番力になってくれるのは
やはり物事の道理、知恵です。
それを普段から身に付けられるのが「本」というコンテンツかもしれません。

ですから
軸足に「書籍」や「新聞」などの文字情報を
置いて
楽しみには、テレビやネットのコンテンツを
置いてみるのも良いと思います。

情報やコンテンツが溢れる時代だからこそ
「本」の立ち位置が重要になってくると
思います。

今回は、立ち位置としての「本」について
思っていることを
述べてみました。

社会的にコンプライアンス(きまりを守ること、またはその精神)が高まっています。

そんな中で本当の知識の礎として
静かに「本」の存在は高まる
必要があるのではないでしょうか?

では また
おわり

kentauroshappyさん
素敵なお写真ありがとうございます。

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