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「新聞」と母の世界

こんにちは
kohです。

今朝、コンビニで購入した新聞を読んで
いました。
私は、基本テレビは見ませんし、
かと言ってスマートフォンのニュースアプリも
興味が湧かないと開けません。
だから、普段は世の中の世相がわからない
生活に近いです。

私の母について
少し述べます。
母は私と妹を産んでから
私と妹二人の面倒を全て
ほとんど自分で賄って来ました。

父は昔気質の職人気質ですので
子供の私たちには概(おおむ)ね無関心でした。

ですので
母と言ったら「家庭に献身」というイメージでした。
子供のこと以外には興味が薄い印象です。
正に昭和のウチを守る女性の姿でした。

本人曰く
「自分は、漫画も描くのが好きだった。
勉強も得意だった。
洋裁和裁なら任せなさい。
おしゃべり好きだから、
活かせるボランティアがしたかった。
(もともと母はおしゃべりです)」
などなど

自分の世界も持っているのですが
生きる全てを
全部家庭のために尽くして来た印象が
息子の私にもあります。

そんな母が
最近、推しにしている人たちがいます。

それはスポーツ選手です。

野球でいえばメジャーの「大谷選手」
賭博問題ではかなり「大谷君」を
(母は大谷翔平選手をそう呼んでいます😅)
心配していました。

相撲の若い地元の力士。
少し古いですがアイススケートの
羽生結弦選手や今はプロで活躍される
浅田真央さんのことを
一生懸命、当時の電話で話していました。

その人たちは全てテレビの影響です。
そう、母はテレビが大きな情報源なのでした。

ですから、私と母との会話は
情報源が噛み合わないのが難点でした。


今朝、母からの電話が来ました。
「また愚痴を聞かされるのは嫌だ」と
感じた私はためしに
新聞で見た記事の内容を(日本の記事)
母に話してみました。

なんと
母はそのニュースを良く理解していました。
しかも驚くことに「日本」の内容だけに
とどまらず、それに関する「世界」からみた
解説を私に解いてくれました。

ニュースの内容は
ここでは触れませんが
なぜ日本でそれが問題になっているのか?
世界の国々では同じ事象はどうなっているのか?
なぜ世界で同時にそのような状態になっているのか?
とうとうと
私と白熱?した会話になってしまいました。

なぜそこまで知ってるの?と
疑問に思います。
推察すれば「テレビ」を観ているからです。
母の社会適応力や興味の強さ。
それに、きちんと自分の世界を持つ母。
私は改めて尊敬してしまいました。

自分の世界を作るために
読む習慣にした新聞。
社会とのつながり。

それより、母の世界との
大切なコミュニケーションの
タネでもあったと発見💡した
朝の休日でした。

いつもは繋がりのない
母との会話、でしたが
会話がつながって
(母の一方的リードでしたが・・・)
少し母の充実した世界を感じました。
嬉しい発見💡です。

おわり

tohshiroさん和やかなフォトを
ありがとうございました。


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