見出し画像

「劣等感」との付き合い方

おはようございます。
😃kohです。

人は誰にしても
他人と比べてしまう習性が
あります。

そこで、出てくる感情が「劣等感」です。

初めに、大前提として
「劣等コンプレックスと優越コンプレックスは紙一重の感情である」と
いうことを述べます。

「劣等感」は決して健全な感情です。
「劣等感」があるからこそ
人は向上心を持ち、生きることに前向きになれると思います。

問題は「劣等コンプレックス」です。
「劣等コンプレックス」とは心理学者アドラーの考えた人の心理です。
「コンプレックス」つまり「心の絡まり」です。
「コンプレックス」により
心がモヤモヤしてしまう。
または潜在意識に抑圧してしまう「劣等感」です。

決して健全な「劣等感」ではありません。

木も上へ上へと向かって
成長します。

劣等感に気づくために
私が一番にお勧めなことが「瞑想」です。
「瞑想」にもいろいろあり
特に「書く瞑想」であるジャーナリングがお勧めです。

ノートなどに
自分の気持ちを自由に書いていきます。
大体の目安はノート3ページ分です。

ノートに書くことにより
自分の気持ちが
「視覚化」目に客観的に見えるようになれます。
「言語化」モヤモヤした気持ちは
言葉に変えることにより前頭前野が働いてくれて危険のアラームである扁桃体という脳の
高まりを鎮めてくれます。

逆に「扁桃体」が高まっている状態が
悪い緊張をしている状態です。


ことわざに
「換言は耳に逆らう」という言葉があります。
人からの諌められる言葉は
耳にとって耳障りだという意味です。

逆に「耳障りの良いこと」ばかりが
流れてきたらどうでしょうか?

論語に
「巧言令色すくなし仁」という言葉があります。
「巧みな言葉には真心は少ない(ないに等しい)」という意味です。

良いことばかりの言葉を聞くことは
決して良いことではありません。
逆に「耳障り」な言葉の中に
真の自分に得になる言葉が含まれています。

再度述べますが
「劣等感」は決して悪い感情ではないと
アドラーも言っています。

実は「劣等感」という言葉を
最初に用いたのもアドラーだと
言われています。

人間の営みは目的思考です。

嫌な大変なことに「なぜ?」と
考えすぎたり、分析したとしても
決して問題が解決しないと
アドラーは考えました。

アドラーは悩んだ時は
「もっと大きな共同体のことを考えよ」と
言いました。
「共同体」とはアドラーの唱えた「共同体感覚」という世界観です。

水槽で悩んでいる金魚には
もっと大きな水槽を用意してあげるのが良いでしょう。

このようにして
「劣等感」は壁にぶつかりながらも
大きな自分または世界に気づいてゆくのです。
それが「劣等感」との向かい方であり
自身の成長でもあるのです。

今回は「劣等感」を
アドラー心理学を交えながら
説明してみました。

決して「劣等感」を無視して
「劣等コンプレックス」にまで大きくしてはいけません。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

では また
おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?