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憲法記念日について

こんにちは。
kohです。

昨日は憲法記念日でした。
言わずもがな、日本国の憲法は
「日本国憲法」です。

「日本国憲法」は
モンテスキューの三権分立の精神に則って
作られた憲法です。

今、国会での憲法をめぐる
議論が活発化しています。
「憲法改正」について世論はどうか?と言いますと
新聞によれば、過半数を超える国民が
「議論は急ぐ必要はない」と答えています。
(共同通信社が5月1日にまとめた郵送方式の世論調査結果による)

ここでは
「憲法改正」の是非は問わないことにします。
それは私たち国民一人ひとりが考えることだと
思うからです。

さて、「憲法」とは具体的に一体なんでしょうか?
「法律」や「条例」とは何が違うのでしょうか?
共通するのは国(日本)を動かすための
決まりです。
「法律」は国会で決められた法規です。
「民法」などが含まれます。
「条例」は地方公共団体の決めたものです。

「憲法」はこれらの決まりの一番上に立つ「決まり」です。
これを「最高法規」というそうです。

ですから、仮に「法律」で「違法」とされても
その法律が「憲法」に合わないと
裁判所で判断された場合はその「法律」は無効となってしまいます。


また「憲法」の制限するものは
「権力」を持った人たちの行動です。

前述の「法律」や「条例」は
国民に対しての権利や義務です。

しかし、例えば「法律」を作る人たちが
自分たちに都合の良いことばかりを
「法律」で決めてしまったら
怖いことです。

そこで「憲法」が
権力のある人たちに規制をかけます。

ここから「憲法」の目的は
「国民の基本的人権や自由を守ること」(※p15)になります。
権力のある人を国民のために制御しているという
とても大切な目的があるのです。


いかがでしょう?
リアルに聞くととても
重い話になってきます。

今回は「憲法記念日」なので
憲法の基本を書いてみました。
言わずもがなこれはとても
重く重要なテーマです。
しかし、このnoteでみなさんの
日本の未来を考えるきっかけに
なれたら幸いです。
ですので今回は基本的な内容だけを
書きました。

おわり

※このnoteは齋藤孝先生著の
「20歳の自分に教えたい日本国憲法の教室」(SB新書)を
参考に作成しました。
内容には私自身何度も確認しておりますが
もし、事実と違う点がありましたら
コメントで教えていただくとありがたいです。


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