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書くことと「概念」(がいねん)

私の書くスタンスについて
述べてみたい(まとめてみたい)と思います。


私たちは
何かを創作するときに
自分のフィルターを通して
表現すると思います。

例えば、文章を書くのなら
その一つの文章に対する
自分の思い「概念」が現れてくるのです。

その「概念」によって
読む人のことを想像して
言葉を選んだり
表現する方法を考えています。

広辞苑第4版(岩波書店)によれば
「概念」(がいねん)とは
「大まかな意味や内容」と
いう意味だそうです。

私は自分の世界を守るためにも
自分の好きな「概念」を持つことが
必要だと思っています。

私でしたら
大まかに述べると
・心理的なこと
・人間の存在に対する
哲学的な考察や思想のこと
などです。

「概念」というのは
文章を書くときは
世界観を醸し出すのに大切です。

「概念」というのは
自分の世界を作ることの
大元になるものです。

「概念」というのは
その世界に浸ることにより
自分が幸せになれる泉のような感じです。

このように
自分の「概念」を持つことは
自分の「精神世界」に対して
とても大切なことだと私は思います。

例えば「概念」を軸足にできれば
文章を書く行為にも
ブレが生じることを防ぐことも
可能です。

自分の文章にブレが出ることは
なるたけ防ぎたいものです。
それは文章など表現するときに
誰もが思うことでしょう。

自分の書きたいことの「概念」は
文章を書くということに向き合うためにも
とても重要になってくると
私は思います。


書くということは
自分を知る事にもつながります。

書きながら考えたり
考えながら書いたり
どちらにしろ
文字に紡ぐ事により
より具体的に
書いている自分の
思いや書いている「概念」の
輪郭が浮かんでくると思います。

ですから
自分の「概念」とは?と
悩む事じたい
あまり意味のない行為だと
私は思います。

それは
当ての無い「自分探し」に似ています。
どこを探しても本当の自分がいない。
どんなに自分の頭の中で
思考を逡巡しても
決して見つかることはないことなのでしょう。


また、自分の「概念」を
知るということは
「自分を大切にすること」と共に
「他の人を大切にすること」にも
つながると思います。

他の人のことを考えずに
つい自分の言葉が走ってしうことは
多々あるかもしれません。
(なるべく注意はしなくてはいけません)

自分の「概念」を知り
その限界を知れれば
不用意な言葉の誇張を防げます。
自分の大切にしたい「概念」を
軸足にするということに
少し似ているかもしれません。

今回は「概念」という言葉を使い
私の書くスタンス(姿勢)を
考えてみました。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

少しでも読んだ人の
気付きの一つにもなれたら
嬉しいです。

では また
おわり


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