さあ、ジャンケンしましょう
今日は生活介護事業所の「じゃんけん」について書こうと思います
グー・チョキ・パーで勝負を決める、あの「じゃんけん」です
私が勤めている生活介護事業所には、いろいろな障害特性のあるご利用者さんがいるので、じゃんけんのやり方も、その都度カスタマイズしています
グー・チョキ・パーが出せない
体に麻痺があったり、不随意運動(ふずいいうんどう:自分の意志とは関係なく体が動いてしまう)があるご利用者さんの場合、手でじゃんけんすることは難しいです
他にも、手の形を作るのに時間がかかるため、リズムが併せにくいというケースもあります
そんなときには、じゃんけんそのものをしない…いえいえ、そんなことはありません😀
「じゃんけんは手でするもの」という枠組みを取っ払えばいいだけです
①顔じゃんけん
そのご利用者さんが自分の意志で表情を作ることができる場合、手ではなく、「グーの顔」「チョキの顔」「パーの顔」を決めて、顔でジャンケンします
②声じゃんけん
周囲の環境(環境音など)に左右されやすいというデメリットはありますが、1対1であれば、声でのじゃんけんもできます。
③伝達じゃんけん
自分で手が出せないなら、誰かに伝えて出してもらうのもアリじゃないでしょうか。
④選んでじゃんけん
手の形を作るのに時間がかかってリズムが併せにくい場合は、机の上に「グー」「チョキ」「パー」の絵や文字を書いた紙をおいて、指をさす方法でもじゃんけんができます
じゃんけん1つでも、色々なやり方が工夫できますよ
「マスター、向こうにいるじゃんけん弱そうな顔した客に一杯」くらいの軽いノリでサポートしてもらえたら嬉しいです🌈「福祉の本を買う(知的に充実)」「シュークリームを買う(精神的に充実)」など、より良い記事を書くために使わせていただきます🍀