取材日記 人を呪わば穴二つ
バブルが弾けた後の話です。経営不振で倒産寸前の不動産会社が「呪い3点セット」」という商品を通販に出して大儲けしていたんです。それには藁人形、五寸釘、木槌が入っていて、呪いの手引書まで添付してありました。値段は19800円。
とにかく、毎日のようにそれは飛ぶように売れて、社長が奥様とお子さんを使い、毎晩徹夜に近い状態で発送したそうです。なんと、年間数千万円の利益を出していたのでした。これで味をしめた社長は「呪い代行」を始めます。呪いたい相手の名前を教えてもらえば、深夜の2