負荷があるから整うこともある
皆さんこんにちは、しまさです。
負荷と聞くと悪いイメージがあるかもしれません。しかし、最近だとサウナで整うという言葉が使われていますし、身体に負荷がかかることで逆に理想的な整った状態になることはあるのではと思います。
そこで今回は、負荷の必要性についてお話ししていきます。
①どこに整うのか?
整うということはどこか向かっていく場所があるはずです。
整うの意味を調べるとこのように出てきました。こちらの意味を借りると、きちんとまとまった状態や調和というのが向かっていく場所になりそうです。そして、言い換えるとそれらは「理想」になると思います。
きちんとまとまった状態や調和がとれた状態というのは、本来そうあるべきという理想です。サウナで整う時も気持ちの良い理想の状態になりたいから行くと思います。
つまり、負荷により整っていく場所は理想ということになります。
②負荷によりリセットされる
負荷は時にリセットの役割もしているのではないかと思います。イメージとしては、負荷によって強制的に大きな波を作り出し、本来あるべき理想へ収束していく(整う)イメージです。
体調不良になった時、回復後は前よりも健康になったと感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は最近、新型コロナウイルスに感染しました。体温は40℃まで上がり、のどは痛いし咳も出るしでとても辛かったですが、療養中はたくさん寝て健康的な食生活をしていたことで、逆に健康になった気がします。常時接種しているカフェインも摂らなかったので、目の下のクマも消えてました。
40℃の熱と言うと身体には莫大な負荷がかかっている状態ですが、それがあることにより、健康という理想の状態へと整ったのです。一言でいうと、身体がリセットされた感覚です。
サウナも熱くて苦しく、水風呂は冷たくて寒いですが、そのあとはなぜか整っていますもんね。案外、急激な負荷の言うのはとても苦しいものですが、そのあとはどこかあるべき場所に収束している気がします。
人間の恒常性
人間に備わっている恒常性は変化を拒む機能であり、私たちはそれにより本来あるべき状態に整います。しかし、それは変化を感じ取れた場合に限ります。整っていない状態が長く続くと、その状態が当たり前になってしまうのです。
そこで負荷の出番です。負荷により強制的に大きな波を作り出すことにより、元の整っていない状態ではなく、本来あるべき状態の方へと整っていきます。
私がコロナに感染した時も、知らない間にストレスや睡眠不足が蓄積していき、免疫力が低くなっていたのだと思います。そこで身体は熱という負荷を作り出し、健康状態へと整わせてくれたのでしょう。
変化さえ感じ取れれば、恒常性は活躍してくれます。そのため、負荷というのは変化を生み出しますし、恒常性が正しく機能するためにも必要なのかと思います。
③成長にも負荷が必要
当たり前ですが、成長するためにはある程度の負荷が必要になっていきます。筋肉をつけたいなら筋肉に負荷をかけますし、知識を身に着けたいなら勉強して脳に負荷をかけます。
しかし、人間には恒常性があります。そのため、成長するためには長い時間負荷をかけ続ける必要があります。ゆっくりと、少しずつ変化していくのです。
そして、最終的には理想の自分へと整っていきます。
成長により理想の自分に向かっていくには負荷はつきものです。このことからも、負荷により整っていくのが分かると思います。
まとめ
時に負荷は良い影響を及ぼします。
急激な負荷であれば恒常性を促し身体をリセットしてくれますし、適度に与え続ければ成長につながります。負荷があることで整うこともあるのです。
パンデミックからしばらくたった後に初めてコロナに感染しましたが、40℃まで体温が上がったのは驚きでした。幸いにも食欲はあり、3日ほどで平熱まで回復できてよかったです。年末年始も近いですし、皆さんもお気を付けください。
以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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