旅する よしみ助産院

20代〜30代で留学経験を通して出会った人、学びを記載。 今は助産師として、子育てをし…

旅する よしみ助産院

20代〜30代で留学経験を通して出会った人、学びを記載。 今は助産師として、子育てをしながらヨガ講師としてマタニティ、産後、妊活など 女性の人生のサポートを行なってます。毒親育ち、子育て、家族についても呟きます。 https://lit.link/fujisueyoshimi

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子育てとは待つということ

「子育てとは待つということ」 助産院に勤めていた時のトイレに貼ってあった言葉だ まだ、シングルで子どもを育てたことがなかった私は 意味を分かったようで、分かっていなかった。 現在6歳になったが、小学一年生になった息子の子育ては大変だった。 特に母乳にこだわってはいなかったが、母乳が出たので 母乳だけになっていた。哺乳瓶を嫌がったのもあるかもしれない。 母乳だけだと、お腹が空きやすいので1から2時間おきに授乳をしていた。 幸い、たくさん出たので、私の体重はぐんぐん減り、 4

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      4月になると何が悲しいって、 NHKラジオ番組が変わる事。 番組が新しくなったり、メンバーが入れ替わったり。 お天気コーナー、伊藤みゆきさんの毎朝選ぶ曲が楽しみだったけど、人が変わってしまった。今の方も聞きやすいのだけど、伊藤みゆきさんのお天気は生活の一部になっていた。 家にはTVはなく、ラジオだけなので ラジオ番組が変わるだけで、結構寂しくなる。 今の密かな楽しみ。 金曜日の夜、21時からのNHKラジオ番組。 高橋源一郎さんの『飛ぶ教室』 ひみつの本棚コーナー。 『

      • 我々は何からできているのか?

        以前住んでいた、静岡県知事が第一次産業者達を卑下するような発言をしたとニュースで聞いた。 彼は田んぼや畑を見ても、自分の命を作ってくれていると結びつかない人生を送ってきたのだろう。 お米、小麦、肉、魚、野菜を食べるから生きているのに。 食物や動物の命を頂いてきているから、生かされている。 自分が手を汚さなくても、肉や魚を食べられる時代に突入しているから、彼の様な考え方になる人がいるのだろうか。 誰一人、上も下もない世界。 皆んなが凸凹してるから、 上手くはまって、世の中

        • 謝れない男たち

          夫がコロナに感染した。 不可抗力だ。それは仕方がない。 ウイルスなんてどこにでもいるし、どれだけ予防していても 感染するときはする。それは仕方がないことは分かっている。 私は助産師だ。 赤ちゃんとお母さん達と関わっている仕事をしている。 妊婦さんと出産前にランチに行こう! と言っていた。が、泣く泣くキャンセルをした。 万が一。。。があるから。 私は元気だけれど、万が一、感染源になっていたら 後悔しきれないから、キャンセルした。 一言、夫には「悪かったね。ごめんね。」って言

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          魔女と科学者のハーフ

          助産師の大先輩の講義を受けて、助産師は魔女でもあり、科学者達とも意見を交わす必要があるから、魔法のような事ばかり言ってもいられないでしょ。だから、助産師は魔女と科学者のハーフなのよ。 と教えてもらい、しっくりきた週末を送った。 命が誕生する現場にいると、不思議なことが起きる事がある。 分娩台は、生まれて来る場所でもあり、 生まれて来れない子の死産の場所でもある。 そんな、命の入り口に常に傍にいると、助産師達は、常に祈っている。 無事に生まれますように。と。 元気に産まれるよ

          魔女と科学者のハーフ

          義母を初めて怒らせた…

          現在、性教育の勉強中。 今、住み始めた地域の性教育が遅れていると聞いて、 助産師として伝えていきたい!と思い 【包括的性教育】を学び始めた。 「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」は、包括的性教育を提唱し、 健康と福祉、人権の尊重、男女平等を促進することを目標としている。 質の高い包括的性教育のために、次の8つのキーコンセプトが示された。 1.関係性 2.価値観、権利、文化、セクシュアリティ 3.ジェンダーの理解 4.暴力と安全確保 5.健康と幸福のためのスキル 6.人間

          義母を初めて怒らせた…

          心が壊れる5秒前

          27歳の秋。助産師になるために学校に行き、実習を受けていた。 実習期間は3ヶ月。その3ヶ月で正常分娩10例分娩介助させてもらい そして、継続妊婦さん(産前から産後までの継続ケア)や母親学級、外来など 助産師の学ぶべき事をギュッと凝縮したような3ヶ月だった。 私が配属された病院は島根県浜田市。 後に、私が就職した病院での実習。 11月に新病院へ移転するため、バタバタしていたので、私は9月10月の2ヶ月で 正常分娩を10例取らせてもらう!!と自分の中で決めていた。 準夜勤の助産

          開けっぱなしのトイレ

          小学2年生の息子が、ある時から怖がってトイレのドアを開けっぱなしで するようになってしまった。 それを夫が 「中国人やないんやから!!!」 と咎めた。 また人種差別のようなことを言って!!!と 思いながら、あることを思い出す。 10年ほど前に、中国人の友達とインド人のその友達の彼氏と私とで ネパールの山登りに行ったことがある。 ネパール【ポカラ】の山を転々として、山小屋に泊まりながら登り、 降りてくるという旅だった。 出発点はポカラの宿。 行きに荷物を置いて、トイレに行く

          開けっぱなしのトイレ

          息子が優しすぎた

          7歳、小学2年生になる息子。 普段から、怒りのエネルギーで生きている父親。 カリカリしている父親を見て、ふと息子に聞かれた。 「ママ〜、とと(父)と二人でいたときも、ととはいつも怒っていたの?」 そうだねぇ。怒っていたねぇ〜〜〜。 例えば、ママの誕生日にさ、ラベンダーを見にいきたい!って 北海道に行ったことがあるんだよ。誕生日の日にわざわざ。 ラベンダー畑までの道は1本道でさ、レンタカー借りて行ったんだけど、 ととは人混みも、渋滞も嫌いでしょ? だから、段々イライラしてき

          息子が優しすぎた

          各世代の名言集

          20代の時、ひと回り上の同僚たちが40越えたら一気に体にガタが来るよ! と教えてくれていた。 30代までは何やっても疲れないし、頑張れるんだよ。 40代入った途端、めっちゃ疲れるようになるし大変だよ! と聞いていた。 ビビりながらも、その40代に突入して、大して30代と変わりなく 生きてきたつもりだった。運動もできるし、山も登れる。元気だ。 1年に1度の健康診断。 心肺機能が強すぎて、1分間の脈拍が50を切ることがある私の体。 体自体は毎年、健康そのもので引っ掛かることはな

          親の色眼鏡

          夫の転勤が決まった。 場所は某所。 昔、パワハラで有名になった地域だ。 義母が夫に 「あなた、大丈夫?嫌がらせとか、いじめとか合わない?」 と心配されたらしい。 衝撃だった。 夫は、どちらかというと、いじめやパワハラを受けるタイプではなく、 逆だ。やらないかを私は心配している。 上司に噛み付かないかを心配しているのに、 親になると、いじめられるかもしれない・・・と思うのかと・・・。 誰にでも牙を向けて生きている夫は、義母の目にはいつの時代の息子が 映っているのだろう。い

          最先端の不妊治療について学んでみた

          Instagramで流れてきた「不妊の原因を調べる検査」「最先端の不妊治療の最新情報」を全五回にわたって無料で教えてくれるという#バリノスカレッジの学びというものに応募して第一期の学びを終えた。 無料で膣内の菌の状態を調べてくれ、それについても教えてくれるという。 検査キットが送られてきて、採取方法など第一回目で教えてもらった。 ・第一回目は妊娠継続にはラクトバチルスという菌がいた方が良いということや 検査方法のやり方 ・第二回目は検査結果の見方、なぜラクトフェリン(錠剤)

          最先端の不妊治療について学んでみた

          本当の間違いは自分が正しいと思った時に始まる

          今、起きている戦争も、みんな自分が正しいと思っているから起きている。 揉め事は大体そう。 みんな自分中心にしか考えていないから。 8年前に新婚旅行にパタゴニアの山に登りに行った。 チリとアルゼンチンを跨いで自分たちで10日間ほどの日程でマゼラン海峡を渡ったり、山を登ったり、流氷を見に行ったり、ペンギンを見たり、最果ての地と 言われているウシュアイアにまで行ってきた。 一人だと行くまでに時間がかかりすぎて気が滅入るのと 世界旅行に行く人たちが口を揃えて、物価が世界一高いと言わ

          本当の間違いは自分が正しいと思った時に始まる

          世界の毛の話

          10年前、ウズベキスタンを旅した時、ハマム(温泉のようなサウナのような施設) があると聞いて行ってきた。 受付をして、裸になって、人が集まっているところで身体を休めた。 もちろん女性ばかり。 地元の人ばかりのハマムで、 外国人(アジア人)の裸を見るのが 初めてなのだろう。 興味津々に動物を眺める目つきで 眺められた。 そんなにも珍しいのかと思っていたら あちらの方々は下の毛がない!!!!! 向こうも思っていた様で、 なぜ毛をそのままにしているか??? という目つきで見てい

          私の里帰り事件簿

          私の実家はゴミ屋敷。 住んでいる本人たちはゴミだと思っていないのかもしれないけれど、 足の踏み場がなくて、服や食べ物、本人たちの趣味が散々している。 私は静岡で結婚して、 子供を授かった。 産む場所をどうしよう・・・。 と迷っていたが 大阪にいる姉が、従兄弟たち (つまり自分の息子たち)に なかなか会えないのは可哀想じゃないか。 実家に里帰りしたら良いと言った。 散々迷った挙句、「片付ける。」 と両親の言葉を鵜呑みにして 34週4日で帰省した。 玄関を入って絶句。 赤ん

          私の里帰り事件簿

          向田邦子のエッセイを読んで後悔した話

          生きた化石と言われている黒柳徹子さんの本を読んでいて、 向田邦子さんと仲が良かったと知り、 彼女のエッセイ本を手に取って読んでみた。 彼女の幼い頃の話から食べ物にまつわる思い出が記載された 「メロンと寸劇」 感想は・・・・もう、めっちゃくちゃ面白い!! 引き込まれる!! 語彙力の多さに話題の多さに記憶力の良さに・・・。 食べてみたい!!彼女の教えてくれた食べ物、全てトライしてみたい! そんな気持ちになった。 そして、昭和一桁生まれの人たちが、何をどう楽しみに生きていたのか

          向田邦子のエッセイを読んで後悔した話