ポケカ日誌⑥【仮面環境】イイネイヌロストの可能性

1,自己紹介

はじめまして。「やまいも」(@yamaimo_pokemon
)と申します。ポケモンカードのスタンダートレギュレーションを主にプレイしております。今回、自分のプレイ・思考の言語化を行うためにこのnoteを書くことにいたしました。ただただ、自分の考えを書いていくものになるので、間違っていることも多いかと思いますがご容赦ください。私自身、実績を残しているわけではなくまだまだ修行中の身です。この記事を通し、何か有益なものを提供できれば幸いです。 

2,今回取り上げるデッキ

イイネイヌロスト

4月26日発売の「変幻の仮面」に収録されているポケモン「イイネイヌ」を使いたいということで前々から構想しておりましたデッキになります。


3.イイネイヌとは

 このカードは、とくせい「アドレナパワー」によってあくエネルギーがついていればHP+100・ダメージ+100されます。
 とくせいがはたらいているときのHPは230。たねのexポケモンと同等の耐久を誇ります。また、タイプは闘であり、今後増えると思われる雷タイプや、一部のノーマルタイプの弱点をついて戦っていくことができます。(後述の環境予想参照)

しかしながら、課題としてわざのコストが噛み合いづらく手張りで育てるにはコストパフォーマンスが低いことがあげられます。 


ではどうするか?

ロストで回そう

結局、ロストで使うことにしました。エネルギーの要求的にも、あくエネルギーを共有できる月ロストが相性がいいと判断しました。しかしながら、ロストバレットは環境に合わせて適宜チューニングを行う必要があります。そこで、次にざっくりとした環境予想をしていきたいと思います。

4.「変幻の仮面」環境予想

1.前環境

まず、「クリムゾンヘイズ」環境を振り返ります

おすぎ🔍さんhttps://twitter.com/osgggg

おすぎ🔍環境自動分析システムつくるひとさんのツイートを参考に少し語らせていただきます。

圧倒的一位のシェアを誇るのがリザードンex

次いで、ロストバレットになりますが、これは種類が多岐に渡るので細かく細分すれば次点のルギアの方がシェアが高いと言っても過言ではありません。また、リザードンexに強く出られるロストギラティナもシェアが伸びております。また、ルギアや、ロスト系統に強いことからサーナイトexが環境終盤になって大きくシェアを伸ばしたことも印象的です。

2.環境予想

 確実に言えるのは、今後の環境の主役はルギアvstarになります。
 というのも、レガシーエネルギーが今弾で収録され、スペシャルコロコロで出る高い火力に加えて、テツノカイナexのごっつぁんプリファイや、ネオラントvのアクアリターン、オーガポンexによるベンチ狙撃などまで行えるようになりました。登場当初のアメイジングルギアほどではありませんが、デッキパワーは、今環境トップだと言えるでしょう。

 このルギアに強く出られるデッキとして、サーナイトexや、ミライドンカウンターカイナがあげられます。サーナイトは、サケブシッポのほえさけぶによってベンチのアーケオスを積極的に倒すことができ、ミライドンや、カウンターカイナはルギアの弱点をついたり、ごっつぁんプリファイでチラチーノでもサイドを2枚取り進められたりできることからも有利と言われています。この三デッキですが総じてジャミングタワーの影響を受けやすいことが課題としてあげられるのかなと思います。

特に新弾発売直後では、このカードを警戒してなかなか大型大会で使う人数は少ないのではないかと思われます。ですが、このスタジアムを入れられるデッキは限定的であり、また環境次第ではデッキスペースを割くほどのものではないので、環境中盤に、サーナイト・ミライドン・カウンターカイナの流行が起こると予想します。

そして、このサーナイト・ミライドン・カウンターカイナに強く出られるのがリザードンexです。やはり、デッキパワーの高さや、人気、練度があるプレイヤーが多く一定数見られると思われます。ルギアに対しては不利ではありますが、プレイングや噛み合いによっては勝てない対面ではないので警戒は怠らない方がいいかと思います。しかし、全環境と比較してもシェアは減るかと思いますのでトップメタ対象ではないかと思います。

 そして、ルギアのシェアが増えることでもう一つ大きな流れが起きます。それはカビゴンなどを使用したコントロールデッキの減少です。この系統のデッキは全てルギアに不利であるため環境序盤は姿は見られないかと思います。

まとめていくと、

環境初期


ルギア⤴️  リザードンex⤵️  サーナイト⤵️ ミライドン・カウンターカイナ⤴️


環境中盤

ルギア⤴️  リザードンex⤵️  サーナイト⤴️ ミライドン・カウンターカイナ⤴️

環境終盤

ルギア⤵️ リザードンex⤴️ サーナイト⤴️ミライドン・カウンターカイナ⤵️


これが私の考える暫定的な環境予想です。


5.デッキ解説

細かい採用は一般的なロストと変わらないのである程度割愛させていただきます。ここで解説させていただくのは、
①アタッカーの採用理由
②エネルギー配分

にさせていただきます。

先に予想される疑問に対する回答をさせていただきます。

カウンターキャッチャーの不採用はなぜ?

 イイネイヌを主軸とする以上、耐久力を活かした戦い方になります。デッキの方向性と、カウンターキャッチャーの採用は矛盾が生じるかと思いました。

超エネルギーの不採用は?

 作成時点では、ルミナスエネルギーで兼ねられるかと思っていました。ミストエネルギーが貼られたり、ジラーチを置かれたりするだけで、ヤミラミは有効でなくなってしまうので、今環境では役割が低いと感じております。ミラージュゲートで貼りたくても貼れないことがあるため一枚入れるのはアリかなと。


皆さんが違和感を抱くのはこの二点かなと思いますので事前に回答させていただきます。
やりたいこと詰め込み過ぎた気がしなくもないですが、、


①アタッカー解説


 まず、環境首位のルギアに対して戦えなければなりません。ロストに入るアタッカーは、テツノカイナexとライコウexの二択になります。


テツノカイナでは、ルギアを一回の技で倒し切ることは難しく、また、ハバタクカミの採用などが増えてきているため、手張り二回で技が使用できるライコウを採用しました。

 今回、アタッカーを選ぶにあたってエネ要求を中心に考えました。イイネイヌはルミナス+闘エネルギーや、手張り+ミラージュゲート一枚起動できますし、ライコウは手張り二回もしくは、ミラージュゲート一枚で動けます。
 ビワというカードがある以上一定数のミラージュゲートは使えなくなる可能性があります。テツノカイナは非常に強力で唯一無二ですが、ベンチに出して即座に起動するには、ミラージュゲート2枚が要求されるためなかなか今のロストとは向いていないのではないかというのが私の所感です。

上記の理由から終盤ストレスなく使える+タネにもか変わらず高い耐久があることからガチグマアカツキexを採用しました。


 そして、あくエネルギーを共有できる点からもトドロクツキexを採用しました。

 最近のロストでは採用しない構築もちらほら見かけておりますが、その理由としてはトドロクツキexを採用するだけのために、あくエネルギーにデッキスペースを割いていたからになります。ガチグマアカツキexの登場によって、上技の220ダメージは役割が被ることもシェアが減った原因です。
本デッキも、積極的にこのカードは使いたいわけではありませんが、リザードンexを最後に強制気絶させたり、ライコウでは打点が伸びなかった時に使用したり、ロストバレットの多様な攻撃にアクセントを加えてくれるカードになります。

②イイネイヌ

最短手張り二回で起動できます。

230というHPは、ルギアvstarの技を耐える、序盤のリザードンexを耐える、ライコウや、トドロクツキの最大火力を耐えると非常に優秀です。

また、雷タイプの弱点もつけますし、アルセウス系統にも強く出られます。

小テクなのですが、あくエネルギーをつけてアドレナパワーををが働いたイイネイヌに『かじばのいっぱつ』をつけて技を使うと380点出せますので、ぜひ使ってみてください。

③採用候補


エネルギーの共有ができる、相手次第では詰ませることができます。

手札干渉からの復帰などでも使える。ゲノムハックは、無限の可能性を秘めています。イダイナキバ LOが流行ったら入れるのもありです。


③エネルギー

今回は、ルミナスエネルギーがあることを念頭にエネルギー配分を行いました。基準としては使う頻度、エネルギー要求に応じてという形になります。

水エネルギーは、なかなかげっこうしゅりけんを決めづらい現環境では優先度が低いと思っています。


6.最後に

 ここまでご覧いただきありがとうございました。このデッキリストをプロトタイプに、ぜひ使ってみてください。イイネ🐕励みになります。ぜひお願いします。また、次回の記事でお会いしましょう。
ご質問などありましたらX(旧Twitter)アカウント@yamaimo_pokemonまでお願いします

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