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【全文無料】ポケカ日誌①ロストギラティナ


1,自己紹介

 はじめまして。「やまいも」と申します。ポケモンカードのスタンダートレギュレーションを主にプレイしております。今回、自分のプレイ・思考の言語化を行うためにこのnoteを書くことにいたしました。ただただ、自分の考えを書いていくものになるので、間違っていることも多いかと思いますがご容赦ください。私自身、実績を残しているわけではなくまだまだ修行中の身です。この記事を通し、何か有益なものを提供できれば幸いです。

2,デッキリストと解説


ロストギラティナデッキリスト(古代・未来環境)

①ロストギラティナとは

 まず、ロストギラティナというデッキについて簡単に触れていこうと思います。このデッキは、キュワワーやアクロマの実験、ギラティナVの技「アビスシーク」を駆使しながら手札・ロストゾーンを増やし、ウッウの「おとぼけスピット」、ミラージュゲートのエネルギー加速やギラティナVstarの「スターレクイエム」、ヤミラミの「ロストマイン」などで戦ってくデッキとなっております。
 レギュレーション変更や環境の移り変わりで様々な型が生まれては消えていきましたが、現在はスタジアムの「頂への雪道」を張って相手の動きを止めながら終盤にはツツジを打ち流れを持ってくる方が主流であるように感じています。(2023年11月)

②採用カード解説

<ポケモン>
(1)ギラティナVstar 3枚
 本デッキのキーカードです。「ロストインパクト」、「スターレクイエム」はともに相手ポケモンを一回で気絶させることのできる強力なカードとなっております。メインアタッカーにはなりますが、あまり序盤に進化させず、キュワワーやアクロマの実験等で山札から引く機会がおおいデッキタイプになりますので3枚で十分かと思います。

(2)ギラティナV   3枚
 DレギュレーションからEレギュレーションにかけて大きく評価の上がったカードだと思います。技①「アビスシーク」は手札・ロストを2枚ずつ引き込むことができ、技②「ひきさく」はエネルギー要求がやや高いですが、Vガードエネルギーやミミッキュなどの特性を貫通して殴ることのできる160ダメージと活躍してくれるカードとなっております。枚数は人によって好みが分かれるところだと感じていまして、アビスシークをどれだけ重要視するかがその判断基準になるかと思います。詳しくは後述。

(3)キュワワー 4枚
 デッキのメインエンジンであるため4枚は必須です。

(4)ウッウ 2枚
  ロストゾーンが4枚たまった状態であるのであればエネルギーを消費することなく110ダメージを与えることのできる優秀なアタッカーです。之も意見の分かれるところ。(詳しくは後述)

(5)ヤミラミ 2枚
  レイジングサーフに収録されているジラーチの登場で少しきつくはなりましたがやはり優秀なアタッカーです。最近の環境では、少しジラーチが減ってきていると感じているので2枚採用。

<グッズ>
①バトルVIPパス 4枚
 最初のターンにしか使えませんが、1枚のカードで2枚の種ポケモンを持ってくることができるのはとても強いカードです。2ターン目以降にはなえらびやアクロマの実験で簡単にロストに送れるカードになるので意味のある4枚になっています。

②ネストボール 3枚
 ほかのサーチ手段がバトルVIPパスだけであるので採用されています。

③ミラージュゲート  4枚 
 
条件付きではありますが、2個のエネルギーを好きなように着けられる強力なカードです。デッキの基盤であるため4枚

③入れ替えカート 3枚 あなぬけのひも 2枚
 
テツノブジンがいるため入れ替えカートのほうが重いかなと考えています。

④カウンターキャッチャー 1枚
 こちらも条件付きではありますがボスの指令に代わってくれる1枚です。ここも採用枚数に迷うポイントです。

⑤すごいつりざお 2枚
 このデッキはほかのデッキよりもエネルギーが山にあることがとても大事になるので2枚。

<サポート>
① アクロマの実験 4枚
 ロストは必須のサポートですので4枚。

② ボスの指令 2枚
 カウンターキャッチャーがあるといえど、任意のタイミングで相手のポケモンを引っ張ってくることのできるこのカードは2枚ほしいです。

③ ナンジャモ 1枚
 エネルギーが多い、条件付きのグッズが多い関係で、どうしても手札事故が起こってしまうデッキであるので、リソースを超しながら手札をリフレッシュできる点と、ツツジラインに到達していない相手に対して打てるサポートです。2枚入れたい気持ちもありますが、序盤はアクロマの実験、終盤は、ツツジを打ちたい関係で1枚採用にしています。

④ ツツジ 2枚
 
逆転の動きを作り上げるキーカードです。現環境では雪道ツツジという動きをされるとどのデッキでもきついため相手への妨害への動きとしてはトップであると考えています。カウンターキャッチャーの登場でよりバリューが上がっているのではないでしょうか。

<スタジアム>
頂への雪道 4枚
このスタジアムは、基本的にルール持ちの特性主体ではないこのデッキと非常にかみ合わせがよいです。積極的に張っていきたいので4枚。

③採用検討カード

① マナフィ・ジラーチ <迷い度;大>
 
この二種のカードは環境を見ていれるカードかなと思います。後述しますがマナフィはプレイで補える部分も大きいです。しかしながら、サーナイトの多様化やパオジアンの流行などを考えるとどちらも枠があれば入れたいというのが本音です。現環境で採用するのであれば、マナフィのほうが有効なのかなと思います。枠としては、ヤミラミの二枚目ですね。

② ミカルゲ <迷い度;大>
 ミュウVmaxの明確なメタカードです。雪道だけではあのデッキは止まらないので雪道・ミカルゲで止めに行きたいです。ただ、フュージョンエネルギーをゲノセクトにはられてしまうと止まらないので、最速で建てる必要が出てくるのかなと思います。枠は、ヤミラミの2枚目か、雪道の4枚目だと思います。

③ すごいつりざお 3枚目 <迷い度;小>
 
これを入れたデッキが勝っていたので考察をします。超エネルギーの4枚目が釣り竿に代わっていることからも、ヤミラミはあくまで使えたらいいなくらいなのかなと思います。

④ ジェットエネルギー 4枚目 <迷い度;特大>
 入れ替えカートの3枚目との変更になります。山を掘る速度はジェットエネルギーが4枚あった方が強く感じていて、キュワワーに貼って、はなえらびを行い逃げるだけで、ロスト・手札を増やしながらのいれかえにができますし、ギラティナのアビスシークが打ちやすくなったり、ロストインパクトでロストするエネルギーにもなったり、かみ合わせはすごく高いように感じています。ただ、手貼りを消費してしまうことと、ブジンの存在がでかくまだ踏み切れていないといったところです。

⑤やまびこホーン <迷い度;小>
 ヤミラミの通りがとても良い環境であったら一枠割いて採用してもいいかなと思いますが、やはりなかなか使う機会がなさそうなので見送りました。

⑥セイボリー <迷い度;中>
 先述したとおり、ジラーチの採用が増え、マナフィとともにベンチに置かれた際に打てると刺さりがいいかと思いました。しかし、確定で、任意のタイミングで持ってこれないことや、事故したときの回答にはなりえないので、ナンジャモを選びました。

⑦お祓いグローブ<迷い度;中>
 ミュウVmaxをレクイエム・インパクトで、再度が3-3で取り進められたり、ウッウでアルカナシャインサーナイトやクレセリアを倒せることなどメリットは多いですが、サーナイトのシェア率の低下と、ミュウを見るならミカルゲの方がよく感じている次第です。

⑧ こだわりベルト <迷い度;小>
 上述したミュウ対面や、苦手なルギアに強く出れるかと思います。不採用理由も同じく。

⑨ シンオウ神殿 <迷い度;小>
 ルギアのシェアが伸びるのであれば採用し、雪道ツツジではなく、神殿ツツジを行い、ギフトエネルギーからの手札補充をとめながらという動きができます

⑩ カウンターキャッチャー 2枚目 <迷い度;大>
 ロストギラティナにおけるカウンターキャッチャーはとても強力かつ逆転プランであれば必ず使いたいカードになります。ただ、このカード2回打っている状況が弱く感じたので不採用。二枚入れることで、一枚ロストに送れるという魅力はあるのかもしれないですが、このデッキは必ずカウンターキャッチャーを使うわけではないので一枚で十分かなと思います。

⑪ギラティナV 4枚目 <迷い度;特大>
 上述しましたが、このカードとてもスペックの高い一枚になってます。4枚採用したいですが枠の関係上泣く泣くカットしました。

3,環境での立ち位置、対面に対するプレイング

 現環境でシャア率が高いデッキは、以下の通りになっているかと思います。
①ミュウVmax
②パオジアン
③ミライドン
④サーナイト
⑤リザードン(テラスタル)

 入賞の結果に加え、体感ではこの9つのデッキに対するプレイ意識があればよいように感じています。以下に、それぞれのデッキに退位して意識していることを記載します。

①VSミュウVmax

 登場からレギュ落ち間近の現在まで猛威を振るっているこのこのデッキは、手札干渉をものともしない圧倒的回転力やカミツレのきらめき、パワータブレットなどを絡めて序盤から高い火力が出せる点が特徴的です。
 結論から申し上げると、ロストギラティナは不利であるといえます。メインアタッカーのミュウVmaxはHPが310点であるため、スターレクイエムでしかワンパンできません。ミュウVの技「サイコジャンプ」などで逃げられ続けこちらの「ロストインパクト」のガス欠が起こってしまい真正面から殴り合った場合、勝ち筋はないです。
 サイドプランは3-2-1を狙っていきましょう。スターレクイエムでミュウVmax、ロストインパクトでゲノセクトV、おとぼけスピット・ロストマインでメロエッタ・などを倒す動きです。盤面形成なのですがキュワワー×2、ギラティナVライン×3が望ましいです。ミュウVmaxに勝つにはギラティナのスターレクイエムが必須です。しかしながら、ミュウの220ダメージは後攻一ターン目から出すことが可能に対し、スターレクイエムはどれだけ急いでも先攻3ターン目です。ロストをためている間にギラティナがいなくなってしまうとどうしようもないのでギラティナはフル展開する必要があります。また、三体展開していれば「アビスシーク」を打つこともできるので(アビスシークを使ったギラティナが採られても後続があるので)、プレイに余裕が生まれます。また、雪道は積極的に貼っていきましょう。ミュウVmaxのメインエンジンはルール持ちのゲノセクトVの特性です。雪道でトマスので貼り続けたいです。昨今のミュウには「森の封印石」や「ロストスイーパー」などによって雪道をはがす手段が数多く入っているのがデフォルトですが、これらは有限のカードですので積極的に使わせて終盤の雪道ツツジでのロック性能を高めましょう。

②パオジアン

 私は五分であるように感じています。ミュウデッキ同様、雪道によって止まりやすく、雪道を割る手段も多いデッキです。また、パオジアンexの青天井の「ヘイルブレード」に加え、輝くゲッコウ「月光手裏剣」を簡単に打つことができたり、テツノカイナexの「ごっつぁんプリファイ」を使うことができたり、小物を並べがちなこのデッキに対しても2-2-2のサイドプランを通しやすいデッキです。
 このデッキと戦う際に注意する点をいかにまとめておきます。
①マナフィが入っていないのでキュワワーは一枚しか出さない(月光手裏剣での二枚撮りを防ぐため)
②ギラティナはできれば三体たてる。(キュワワーを一体しか建てない関係上、アビスシークでロストを貯めたい。)
③焦らない
 これが一番重要です。相手のサイドが残り3になる前にこちらも二枚サイドを進められていれば上出来と考えてください。ビーダルなどを倒しながらツツジをうち相手が何もできないターンを作ったから逆転を狙いましょう

③ミライドン

 このデッキは不利です。先攻一ターン目で雪道を張る、ごっつぁん打たれた次のターンにテツノカイナexを倒す。この二個が明確なプレイです。
 しかしながら、ベンチ枠を絞ることは基本となっております。ライコウVでギラティナVがとられるためのケアです。ギラティナVstarは280とライチュウVでしかとることのできないダメージラインのため、ゲームが長引くほど優位に立ち回れます。迷ったら、どれだけゲームを長引かせられるかということを意識して立ち回るのがいいかもしれないです。

④サーナイト

 近年、サケブシッポの登場で環境に戻っきたこのデッキですが、ジラーチの採用が減ってきているため圧倒的に不利という感触はないです。
 しかしながら、リバーサルエネルギーやカウンターキャッチャーの登場により、このデッキに対してサイド先行することはあまりメリットがなくなってきました。もちろん相手が事故っているタイミングでは積極的に殴っていきたいですが、基本は受け身に回る意識でいいかと思います。雪道4枚だと、最近のサーナイトは割る札が3枚の場合が多いので動きを止めることもできます。
 フィニッシュは、サーナイトexをギラティナで倒す、ヤミラミで2枚取りをすることを目指し、サイド1-1交換を繰り返して我慢し続けることが重要になっています。
 このデッキに対しては、無限に選択肢があり、ぶんしょうでは表現しきれないので、練習するのであればこのデッキをひたすら繰り返すことをお勧めします。

⑤リザードンex

 シェア率トップ、微不利のデッキとさせていただきます。ジラーチの登場で不利有利が逆転しました。HP330と高耐久かつ、終盤に高い火力が出せる2エネの技、そして出るだけでそのエネルギーを加速できるシンプルなデッキですがその単純さがとても強いデッキです。
①ピジョット型
 ピジョットexの確定サーチを活用したデッキです。このデッキは後述するエヴォリューション型と比べ「ロストインパクト」で倒せるルール持ちポケモンが並びやすいので戦いやすいといえます。ボスの指令は重要になってくるのでできるだけ抱えていきたいです

②エヴォリューション型
 最近はやりのリザードンです。安定感が高く月光手裏剣への耐性も高いです。
 順当に前を殴りながらレクイエムを温存して戦ってください。

4おわりに

  終盤失速しなかなかにひどい部分もありますが読んでいただきありがとうございます。ギラティナのミラーに関してはまた後日書こうと思っております。
  ただただ自分の考えを記載しただけですので、間違っている点やより良い点もあると思いますが温かい目で見守っていただけると助かります。




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