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大切なものは、人によりけり

全国的に寒波と雪で大変ですね。
福岡でも雪と風が強くて、話題が雪一色でした。

ところで、雪のときに使う道具に『かんじき』というのがあるんですけど、知ってますか?

靴底に着ける滑り止めです。
チェーンスパイクの方が想像しやすいかもしれません。

これをね、いつも持ち歩いている人がいるんですよ。
雪国とか東北の方じゃなくて、福岡の人です。
念のために言うと、福岡では雪は年に1~2回程度です。
雪道や凍結した道路に慣れていないため多少ざわつきはしますが、それもせいぜい数日の話です。

という福岡の雪事情なんですが、冬になると天気に関係なく常備しているそうです。

なぜかと聞いたところ
「いつ雪が降って、道路が凍結するか分からないから」
だそう。

福岡といえば心配するなら雪より台風な気がするんですけど、この方はそうじゃないらしいんですね。

だからと言って、別に笑うつもりはないですよ?
ただ「持っていると安心」レベルではなく「持っていないと不安」と言うのなら、ライナスの毛布みたいだなぁと。

漫画『ピーナッツ』に登場するキャラクターであるライナスが常に持っている毛布のこと。
「お気に入り」「愛着がある」「執着している」状態。

『ライナスの毛布』あるいは『安心毛布』

まぁ『お守り』みたいなものですね。

『持っていると安心するお守り』でとても印象に残っているのが、
「家族みんなが家のカギを持っているのは、無事に帰って来られるようにというお守り」
という話です。
どこで見たのかすっかり忘れたんですけど、なんかいいなぁって。

わたしは子どもの頃カギっ子でしたので、家のカギを肌身離さず持っていたのですが、この話を見てから、より一層大切にするようになった気がします。


今は、何かそんなセンシティブなモノ、あるかなぁ?

……スマホ?(台無し)

スマホはもはや俺の臓器。

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