ブルベ?イエベ?広告で歪められる私たちの美意識

いつからだろう。
メイクやファッションが楽しくなくなったのは。
貴方は楽しいですか?
似合うものを決めつけられる世界は。


ブルベ?イエベ?

骨格タイプは?

脱毛した?

アイプチや整形は女子力?

「モテる方法」?


オシャレが好き。
せっかくなら素敵な人でありたいし、似合う服を着て自信を持ちたい。
そんな気持ちを利用する広告が多すぎる。

いつの間にか、これしか着ちゃダメっていう法律でも作られたのだろうか。
脱毛してツルツルじゃなきゃいけないなんて誰のために?
そもそも、モテる必要なんてある?
それって本当に幸せ?
大切な人や自分にだけモテれば良くない?

右向け右みたいな美意識なんて窮屈だ。


私はね、

ブルベだけどオレンジの口紅をつけたい
キツく見えがちな顔だけど優しく見えるし、いつもと違ってワクワクするから。

骨格ウェーブだけど、ショートヘアがいいし、ダボっとしたジーンズを履きたい。
フランスガールに憧れてるの。別に脚長効果なんて狙わない。短い脚も愛したい。

私はこの離れ目で気だるそうな目が好き。
むしろ離れ目はチャームポイントで強調したい。
一度、離れ目さんにお勧めの目が近づいて見えるメイクをしたら、自分の顔じゃないみたいでつまらなかった。

整形も良いと思う。
高いお金を自分で稼いで、痛みにも耐える選択を自分でしたなら誰にも文句言われる筋合いはないし、
自分の望んでいない部位の整形やアイプチをお勧めされる筋合いはない。
ちょっと黙ってていただけるかしら?って感じ。


自分にモテたい。
自分の好きなものを身につけた自分を好きでいたい。

誰かからの褒め言葉で得た満足なんて一瞬の効果しかない。
また違う人から言われた悪意に傷ついてすぐ自信が揺らいじゃう。
でも、自分で得た満足なら、誰に何と言われても無敵。
他人からの余計なお世話の一言にも
「貴方の美意識を勝手に押し付けないでくださる?私は私が好き。」
って跳ね除けられる。


毎日広告を目にして、価値観が偏るように洗脳されている私たち。
広告に惑わされない、真っ直ぐで力強い信念を身につけなければ。

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