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私が28歳でtwitter(X)をやめた理由

はじめまして。cahoです。
今回は、私とtwitter(X)との関わりについて書きます。

私は、持病の治療を始めた大学2年生の頃からtwitterを使っていました。病気アカウントでは、同じようにメンタルに障害を抱える女性と知り合い、親に内緒で新潟まで会いに行く!なんてこともありました。ボードゲームアカウントを始めたときは、twitterに自撮りを載せたり、企画をしたりして、狭い界隈での(勘違い)アイドルみたいなこともしていました。自分では、若気の至りだったと多めに見ています。

私に8年間付き添ってくれたtwitterを卒業したのは理由があります。その理由を今から説明しますね。


やめた理由

大切にしたい人としがらみの人

私は、金曜会を通じて色々な人と関係を築くことができました。メインはパートナーの友達でしたが、金曜会や休日のおまねき会でよく遊んでいた人たちを集めてホワイトバースデーという企画も行うことができました。

twitterには20名中3人の人が投稿をしてくれました。そこで薄々、私の仲いい人ってtwitterにいないんだなぁということに気づきました。(20名規模の企画は通常であればTwitter上で周知されます。)

じゃあtwitterでしか繋がりがない人ってなんだろうと思ったときに、価値観が合わず、目に入らないようにミュートをしている人も多かったのです。そんな人との関係を「大切にしなきゃ」と思って義務感からやっていたことに気づきました。

大切にしたい時間

私はADHD傾向があるので、twitterをやると片手間ではできずにのめり込んでしまいます。少ないツイートでも、1日何時間とか、かなり時間をかけていました。

twitterのおすすめ欄には美容情報が豊富で役立っていた部分もあったし、くすっと笑える情報などには励まされていましたが、それ以上に目に障るような情報が多く存在していました。デメリットが共存する中で、そのメリットの部分に何時間もの時間は払えませんでした。

twitterって、なんとなく生きることを引き延ばしているイメージがあります。何も予定がなくても、twitterを見ていたらちょっと楽しい。でもそんな時間の過ごし方はもうしたくないのです。私は、自分との時間と、実際に会って話してくれる人との時間を大切にしたいです。

逃げること?

twitterをやらなくなったら、薄い繋がりの人の情報や、世間のことがわからなくなるかもしれない。「twitterはいいよ」って引き止められる思いです。また、「逃げるの?」という声も聞こえたりします。私は居場所がなくなってしまったのでしょうか。実際インフルエンサーのようなインプレッションは稼ぐことができませんでしたし、人気者になることもできませんでした。

でも、私に大したプラスをもたらさずに、時間だけ奪っていく、それは私にとって偽りの居場所でした。そもそも「他人に迎合する」いいねのシステムには疲労していましたし、twitterも、そこにいる人も、私の人生の責任を取ってくれるわけではありません。自分の生きていく居場所は自分で選びたい、そう思いました。

今のtwitterは私にとって、「いい人」と同じように、表面上はいいものなのですが、小さくて鋭い傷みを与えてくるような存在です。うまくやれば傷まない、やり方が下手なだけだ、そんな声も聞こえてきそうです。

友達との交流や、ビジネスの拡大、情報収集、発信したいことがある、など、何か目的があってやっている人はいいと思います。でも、私みたいに目的がなかったり、twitter以外(人生など)に大きな目的があるのであればやめてしまっていいものだと思います。

また、依存を断ち切るときに有効なのは、少しではなく一切をやめてしまうことだと本に書いてあったのを以前見ました。少しやるくらいなのであれば、一切をやめてしまった方が「ラク」です。

これからと感謝

私は幸いにもコミュニケーションは得意です。最近のコミュニケーションもtwitterではない部分で支えられています。友達がもし欲しくなったら。保険のためにtwitterを1日に何時間もやるのではなく、実際にどこかに足を運ぼうと思います。

twitterには、自分のことを「かわいい」と思えたり、交流が生まれたりなど、大変助けられました。今のパートナーともtwitterを通じて知り合うことができました。8年間ありがとう!道は違(たが)えてしまうけど、この現代に生きるものとして、これからもよろしくお願いします。もし何かビジネスを始めた時にはお世話になるかも。

SNSに顔や幸せを逐一反映させなくても「あの人の5年後」がすごく素敵なものになっていたらいいなと思います。

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