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【日記】大河ドラマ『青天を衝け』を見て感じたこと

昨年末に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「青天を衝け」について、一通り見て感じたことを日記に記しておきます。

もっとも自分の心に残った事は、「母親の偉大さ」です。

あまり感情的でない自分ですが、2度泣いたシーンがありました

1つは、渋沢栄一の母(ゑい)が亡くなるシーン。最後の日、栄一の手を握り「寒くねぇかい?ご飯は食べたかい?」と死に際まで我が子を思う心に泣きました。

2つ目は、中国の大水害に対して、栄一がラジオの全国放送で寄付を募ったシーン。栄一が語った、母からの教え「みんながうれしいのが一番なんだで。」。幼いころより心に根付いた変わらぬ精神に泣きました。

そんなラストシーンを見ながら、私が母から教わったことは何か思い出していました。何かかっこいい言葉があれば自慢したいですが(笑)、あいにくなく、2つ些細な出来事を思い出しました

小学校の時に入っていた剣道部の寒稽古で、母も私も早朝起きれなかった際、「ごめんね」と母が責任を感じ枕元で泣いていたこと。
もう1つは、母方の祖父が亡くなり、家族みんなで祖父への最後の手紙を書くことになった際、母は何と書いているのか当時の子供心で見た時に、「○○(自分の名前)にたくさんの愛情を注いでくれてありがとう」の一言だったこと。

その時、自分のこと以上に子どもを第一に想ってくれる母だと心から信頼を寄せたことを今でも覚えています。
もし今、当時の自分に戻れるのであれば、母にこう言ってあげたいです。「大丈夫だよ、僕を想ってくれる気持ち、十分過ぎるくらい伝わってるよ」と。

それを思い出し、2人の子供の父親として、母親には敵いませんが、我が子にこれから沢山の愛情を注いてあげたい。両親としては些細な出来事であったとしても、子供からしてみると人生を左右する出来事に捉えられるかもしれないと、そう思いました。

これからも子供と沢山遊ぶぞ!

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