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仕事の一コマ

threatに仕事の一コマという、不定期であるが、生徒達との心に残った日常を切り取った話を書いている。その仕事の一コマの小話が、この半年余りで、その25まできた。(拙い話を読んでくださる数少ないファンの方に感謝している🙇‍♀️)


書く内容は、本当に些細なこと。
例えば、朝7時に家を出て、通勤するサラリーマンのように満員電車に揺られて都心の私立に通う小5の生徒がいる。

疲れてもよっぽどのことがない限り休まずに来る。親御さんがお仕事で忙しく、うちの教室以外の日もピアノや塾にも行って週5は習い物で埋まっているそうで。

だからなのか、プリントに向かって「こんな難しい問題ありえない。何で解けないだ〜」とか言いながら解いている😆(疲れて寝てしまう時もある。)

黙って解くのが基本だけど…周りに迷惑かからない程度の声の大きさならば、私は良いと思うので、そのまま解かせている。言葉を発することで、ストレス軽減すると思うから。

子供だってストレスは溜まる。ストレスの解消の仕方は、経験がない分、お金も持っていない分(推し活とか制限あるから)発散の仕方も限られる。

私とかの子供の頃は、外で思いっきり遊ぶ時間もあったし、親も今よりも時間に余裕があったから、私の話を聞くことも出来たが、今はとにかく、親も子も忙しい。寝る時間も遅い。疲れもたまる。

それがわかっているので、うちの教室に来た時ぐらいは、少しでも言葉のキャッチボールで、ガス抜き出来たらいいなと思い、声をかける。

子供は、大人のズルいところ、上部だけの話なのかとかを、言わずとも的確に掴む。だから、真摯に向き合わないと、すぐに見抜かれてしまう。

だから…こちらも真剣に向かいあってるぞオーラを出す😆今日は疲れてる、いつもより元気ないなどを来た時に察知して、その日によって、声かけの言葉も変えるようにしている。


子供に教えることは、本当に根気がいるし、常に頭の中の自分の沢山の引き出しから選別して、臨機応変に対応せねばならない…それも採点とか同時にしながら😅


仕事終わると、脳はクタクタで、使い物にならない。それでも、この仕事をしているのは…

子供達が出来るようになっていく過程を見ていくのが嬉しいから。

子供たちの言動が、大人にはない、柔らかな優しさに触れることで、こちらも心が温まり、殺伐したこの世で、まだ捨てたものではないと感じることが出来るから。

これからどんな世の中になっていくのだろうと考えると、不安しかないけれど、生きていくためには、最低限の基礎知識が必要だ。

「勉強って、役に立つの?」
「こんな計算したって、無駄じゃない?」
とよく生徒から言われるけど…

文章を読んで、理解していくためには、言葉や漢字を学ばないとだし、人と会話していくのに、様々な知識があった方が、幅のある話も出来る。勉強することで、様々な角度から物事を捉えられるようにもなる。そんな手助けが少しでも出来たらと嬉しいなと思いながら、私は仕事をしている。

それでも…まだまだ足りないことだらけ。
いつになったら、足りるようになるのか。

まぁ、私のような平凡な人間1人が出来ることは限られているから。小さなことを、一つずつ向き合っていくしかない。


*編集後記
今月3本目のnoteの投稿です🙂
書けるときは、書ける。

というか、書こうと思った時に書けば書けるが正しいかな。書こうと思った時に、忙しかったりして、後回しにすると…書こうと思っていたこと忘れてしまったりして、書けなくなる。文章も生モノと一緒で、新鮮な時に書かないとダメなのかもしれない。私の場合は😅

今日からGWという方が多いかもしれませんね。私は暦通りで仕事なので…2つほどの予定以外は、家でゆっくりしようと思います。

良い週末をお過ごしくださいね☕️

pekoe

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