ローカルで作るdrupalの環境設定

いつもお世話になります。
触れる機会があったり、事前に調べたりした内容をアウトプットしていこうということで
今回は少し耳に入ったり入らなかったりする高機能CMS、drupalのローカル環境設定について見ていきたいと思います。
ゆくゆくはヘッドレスCMSの設定まで見ていければと思います。

drupalとは

Drupal(ドゥルーパル/ドルーパル)は世界的な大企業、政府機関、大学、NGO など大規模なサイトを中心に幅広く利用されている、プログラム言語 PHP で記述されたオープンソースの CMS(コンテンツ管理システム)です。Drupal は非常に柔軟で拡張性の高いプラットフォームのため、単に通常のウェブサイトを公開するだけではなく、多言語でさまざななデバイスに向けた情報の配信が可能です。

引用元 Drupalとは? - 特徴・強み・仕組み

簡単にいいますとWordPressより高機能な分、WordPressより学習コストが高い無料のCMSです。

いろんな使い方できるこのCMSですが個人的には簡易なヘッドレスCMSとして利用できればアプリ開発など捗るのではないかと思っていますのでゆくゆくはそこまでやっていきたいと思いますが、本ノートではローカルでのセッティングと起動確認までを確認してみたいと思います。

landoのインストール

drupalのローカル開発ですが以前はdevdesktopというツールを配布していてくれたのですが今はcloudでやってねという公式のスタンスになりました。

そこでローカルで実現するには?ということで今回はlandoという様々な開発環境をDocker上に展開するツールを利用したいと思います。

実に簡単でした。

スクリーンショット 2022-04-24 10.18.29

公式のDLサイトより対応するものを選択。M1Macなら一番上ですね。

スクリーンショット 2022-04-24 16.12.51

こんな感じで進めていくだけです。

性質上、Dockerのインストールが必須なのですがインストールしていなければ同時にインストールもしてくれます。

スクリーンショット 2022-04-24 16.14.59

次にDockerのチューンをしておきます。

スクリーンショット 2022-04-24 16.19.00

メモリを多めに設定しておくとこの手のやつはハッピーになれます。

これで準備は完了です。

セッティングをする。

composerを利用するのでそれだけは事前準備しておいてください。

composer create-project drupal/recommended-project drupal_project

公式で案内されているdrupalの環境作成を行うコマンドです。

スクリーンショット 2022-04-25 0.11.05

無事設定できました。では続いて設定していきます。

lando init

スクリーンショット 2022-04-25 0.12.42

このような画面になるので以下のようにします。

・「From where should we get your app's codebase?」

どのフォルダを利用するかということなのでさきほどlandoで作成した「drupal_project」とします。

・「What recipe do you want to use」

これでインストールするdrupalのバージョンを聞かれます。(drupal9としました)

「Where is your webroot relative to the init destination?」

「web」としました。

・「What do you want to call this app」

lando上のapp名を決めます。なんでもよいです。

このあと以下のコマンドをたたきます。

lando start

で、以下のようになります。

スクリーンショット 2022-04-25 0.17.46

このあとURLが表示されるのでそこにブラウザでアクセスします。

こちらで設定は以上です。

drupalを設定する。

スクリーンショット 2022-04-25 0.21.51

指定のURLへアクセスします。

スクリーンショット 2022-04-25 0.21.58

感動です。

このあと指示に従ってインストールをしていきますがDBの設定などを行う必要があります。

lando info

すると以下のようにセッティング情報ができます。

スクリーンショット 2022-04-25 12.27.55

このcredsの値をデータベース名、ユーザー名、パスワードに入力します。

スクリーンショット 2022-04-25 12.30.37

そのまま進めdrupalの設定画面を入力すると

画像12

無事完了しました。

じつに楽!じつに早い!

実際にどういうことができるのか、ヘッドレスCMSにどうするのか、などは次回以降に持ち越したいと思います。

Laravelなどと同じでローカルでの起動環境を作るのがまずハードルになる場合もあるのでその参考になればと思います。
使い方やヘッドレスCMSなども見ていければなぁと思います。
ここまで、いかがでしょうか。


参考にさせていただいたサイト Landoを利用してDrupalのローカル開発環境を構築!初期設定方法を詳しく解説します(Mac版)

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